メソポタミア美術_西洋美術史

 イラクを流れるティグリス河とユーフラテス河の流域を指すメソポタミアに、世界最古の文明が開花した。
 メソポタミアにおいて新石器時代を特徴づける土器の出現は早く、出現直後から豊かな装飾とモチーフを有する彩文土器が作られた。
 格子文、三角文、シェブロン文、ジグザグ文、市松文などの幾何学文。動物文や人物文なども加わり、原始農耕社会の充実と、異なる文化との交流を示している。

<カラー版 西洋美術史>より抜き書き


〇彩文土器