鎬(シノギ)文と削り込みにチョー時間がかかったシンプルな花器@陶芸

 陶芸の新作ができました。
 大きめの花器に挑戦したく、電気釜に入るギリギリの高さまでチャレンジしました。


 高さは素焼きの段階で、17~19cmあります。
 本焼き後は、15cm程度まで縮んでしまいましたが(笑

本焼き後
 絵付けも考えましたが、シンプルなデザインにチャレンジしてみようということで、今回は色を全く付けず形で表現してみることにしました。
 上半分は、彫刻刀で削っています。
 下半分は、鎬(シノギ)文という方法になります。
 鎬文は、削って山の稜線のようなトンガリをつけるものを言います。
 同じ削り込みでも、一応、違いがあるのです。 

削り中①

削り中②

素焼き
 普段の絵付けにも時間はかかりますが、削り込みも時間がかかりますね。
 初めて削り込みをするので、もっと小型のものから始めるべきだったのを大きさにチャレンジしたところから始めたので、4回ぐらいかかっても満足いく形にはできませんでした。
 それ以上、時間をかけると土がボロボロになってしまうので、諦めましたが削り込みはやろうと思うといくらでも手を加えていけるので、終わりが見えません。
 陶芸教室はチケット制で、だいたい午前か午後の1コマでやっていますが、そろそろ午前・午後と連続して作業に当たらないといけないかもしれません。
 もっと余裕があれば、じっくりと土いじりに時間を使いたいものです。
 均一に整えた削り込みをしたり、花形なども表現できるようになって、絵付けとの組み合わせもやってみたいと思っています。
 削り込みの沼に嵌りそうです(笑
 次の作品も小さな下記の形で、絵付けと削り込みのミックスにチャレンジする予定です。
 最近は畑に陶芸と土だけをいじって1日が終わることがあるので、ジジイ化が進んだなと実感しています・・・