フラット化する社会 上
ネット・ブラウザの開発が進むことで、世界が物理的な距離を超えて協働、アウトソーシングできる体制ができていく。
その過程で世界がフラット化し、労働や文化の差異も小さくなっているということをながながと説明している本です。
上下巻あるのですが、上巻だけでお腹いっぱいになってしまいました・・・
ネットが当たり前になってきた世界に生きていますが、そもそもブラウザというネットを閲覧できるシステムが作られたことが画期的だったのでしょうね。
仕事環境のプラットフォームが共通化されたことで、他国間でのアウトソーシングまでできるようになったのは、大きな変化です。
知識労働が利益を得る社会になってきましたが、それもそのうち『AI』に仕事を奪われる分野もあるだろうし、創作や創業での労働ができないと賃金は下がる一方?というよく聞く指摘もあります。
ただ、すべての人が創作や創業に動けるわけでもないし、個人的には政治の再分配の役割をどうするか?といったことが、社会をそこそこのレベルで維持していくのに重要なのではないかと思うようになりました。
一日乗車券で出かける東京バス散歩
東京バス散歩
最近、TVで流行っているバス物です。
都内は鉄道での移動がほとんどで、バスは使う機会がほぼありませんでした。
でも、バス路線図をみると結構、細かく路線が走っています。
バスでないといけないスポットもあり、1日乗車券で乗り降りしながらアチコチを回るのもオヤヂの楽しみとしてイケルんではないか?
ということで、リサーチです・・・結果、いけそうです(笑
2冊とも路線と周辺の観光ポイントを適度に解説してくれているので、とても参考になりました。
バス散歩については、一度、実践してみるつもりです。
プランターの野菜づくり
畑に続いてバルコニーでのプランター菜園をやってみたいと思い、リサーチです。
プランターは畑と違い土を用意し、保水性や肥料のモチも違います。
生育環境が全く違うので、別物としていろいろ気を使わないとならないようですね。
こちらの本は、かなり昔に書かれたものなので、道具や考え方が合わないところもありますが、一通りの基本を知るには十分でした。
賃貸宇宙 上
以前に読んだ『TOKYO STYLE』と同じ写真家(都築さん)の写真集です。
賃貸物件に住む人たちの濃厚な部屋内を垣間見ることができます。
趣味の『モノ』で埋め尽くされた部屋に、反対に何も置かない部屋など、住人の意思でいろんな色のついた部屋に圧倒されます。
住人の仕事やライフスタイル等の説明が小さく書いてあり、とても面白いです。
どちらかというと、イラストレーターといった創作系の仕事の住人が多かったように思います。
小坊主はどちらかというと、あまりモノを置かない方針で生活していますが、その分、色が薄くて面白みがないかもしれません。
しかし、年をくったせいかモノを集めるとか、興味やエネルギーを持てなくなってきてしまいました(笑
あふれるパッションに満ちた人たちが、少し羨ましいかもしれません
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