露天休憩所?(庭)のある『荒井湯』銭湯@本所吾妻橋、墨田区

 小さいながらも庭があるという『荒井湯』(本所吾妻橋)へ行ってみました。


 外観は通りからちょっと奥に入った形になっているので、夜間はすこし怖いかもしれませんw
 中は落ち着いた下町の銭湯で、客も少なくゆったりした時間が流れています。
 この銭湯で驚いたのは、スカイツリーを押しまくっていることです。
 風呂場にはよくある富士山ではなく、スカイツリーが描かれていて、カランの前にもスカイツリーの写真がズラッと並んでいます
 並んでいる写真はスカイツリーの夜景で、それぞれのツリー色の写真が展示されています。
 銭湯のオーナーは、なかなかのカメラ好きと思われます。

 スカイツリーにはまっているのだとも思いますが、ここまでスカイツリーで埋め尽くされた銭湯は初めてですw
 庭?と言われているモノは何なのかと思っていましたが、休憩スペースをかねたバルコニーのような場所がありました。
 小坊主が訪問した時は冬場だったので、このバルコニーを利用することはできませんでしたが、夏や秋口の昼間にこちらで涼みながら時間を過ごすのも良さそうです。

 まわりに草木が多いので夏などは蚊が心配ですが、蚊取り線香などあれば雰囲気も出て、夕涼みに最適ではないでしょうか。

 低温風呂もあったので、だいぶ、ゆっくりと湯につかることができたのは嬉しいポイントです。
 風呂の壁にも写真がいろいろと貼ってあり、スカイツリー以外にも犬などの動物モノがあったので、そちらを眺めながら入る風呂は違う意味で癒されます。
 風呂の種類で個性を出そうとする銭湯もありますが、写真の展示場となっている銭湯も珍しく、写真の内容がいろいろと変わっていくようであれば、さらに楽しめそうですが経過をチェックしているわけではないので、そのあたりは分かりません・・・
 でも、いろんな銭湯があって良いと思うので、オーナーの自由にやってみたら良いのではないかと思います。
 スカイツリーに囲まれながら、湯に浸かりたい方はぜひ荒井湯をご訪問ください。

 浴室などの内部については、こちらの記事『日本お風呂倶楽部』が詳しいので、参照ください。



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荒井湯
墨田区本所2-8-7
03-3622-6662
営業時間/15~24時
休み/日曜、祝日




参考図書


キングオブ銭湯とも名高い風格漂う『大黒湯』@北千住とレベルの高すぎる酒場『加賀屋』@北千住、足立区

 東京のキングオブ銭湯との声もある北千住は、『大黒湯』を訪問してみました。


 まずは外観ですが、キングオブ銭湯の名にふさわしく堂々とした唐破風の造りとなっています。
 いくつか銭湯を巡ってきましたが、ここまで立派な外観を保っている銭湯はありませんでした。
 多くがビル型かこじんまりした下町型の銭湯が多かったので、この外観だけで圧倒されます。
 造りが大きめの銭湯だけあって、待合もゆったりしたスペースがあります。
 脱衣場に入って驚いたのが、天井の花鳥絵です。
 古いモノのためかかなり霞んでいますが、格子状の枠内に丸型で様々な花鳥絵が描かれています。
 色彩のハッキリしていたころは、とても華やかなものであったろうと思われる天井です。
 さすがキングオブ銭湯・・・風格を感じました
 浴室のカランなどは良くある配置のモノで特長ありませんでしたが、露天風呂がありゆったりした時間を過ごすことができます。
 風呂は座るタイプと寝るタイプのジェット風呂があり、広めの普通の風呂があります。
 特徴は吹き抜けのような高い天井
 男風呂・女風呂を区切る中央の仕切りが低いこともあり、やたらと天井が高く感じます。
 空間の広がりから感じる緩やかさは、ビル型の銭湯では味わえない開放感があります。
 1929年の創業ということで、年季の入った落ち着きっぷりが人を安心させるのかもしれません。
 よく460円の入浴料で、維持できているなぁと余計なことを考えてしまいましたが、何かあってもこの建物は保存していって欲しいと思います。

 そう考えると、地震が怖い・・・こういう貴重な建物が地震などで失われないことを祈ります。
 浴室の状況などは、こちらの記事『TOKYO-SENTO』が詳しいので参照ください。


 さて、風呂の後は「昼のセント酒」の教えに従い飲みに行かなければなりません。
 今回、訪問したのはこちらの『加賀屋』です。
 ん~、さすが北千住の飲み屋・・・外観からかなりのレベルの高さを感じます。
 20代の頃は、こんな店に一人で入ろうなんて考えもしなかったものですが、時間の経過は人を変えていくのでしょう。
 最近はあえてこういう店に行ってみようという、余計なチャレンジ精神がでてきました。

 店内は、土日の17時過ぎの訪問時でほぼ満席でした。
 カウンターが少し開いていたので、そちらに入り込ませてもらいましたが、周りはボトルキープしているような常連様のエリアのようで、新参者の小坊主は少し居心地が悪い思いしながらも、めげずに注文。
 串焼きが美味いということで、焼酎と串焼きをオーダー。
 客が多い中、厨房が狭くて焼いているのが一人しかいないため、串焼きが出てくるまで時間がかかります
 サイトをみると、キンミヤという焼酎があるらしいですが、ボトルキープ用らしく1杯のみはできませんでした。
 軽く飲んで食べて、2,000円とちょうどよい塩梅でお店を後にします。

 北千住は「大黒湯」以外にも銭湯が多くあり、10軒程度の銭湯が営業しているエリアでその筋では有名なようです。
 自分も他にいってみたい銭湯もあることから、再度、北千住の地を踏むことになるでしょう。
 その時には、再び飲み屋も巡らねばなりません。
 北千住は、飲み屋もひしめき合う激戦地!
 次の機会も楽しみにしつつ、再訪を誓いました。



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足立区千住寿町32-6
03-3881-3001
営業時間/15~24時
休み/月曜(祝日の場合、翌日)





参考図書


隅田川花火大会 2015年



 今年になって初めて、隅田川花火大会を最初から最後まで鑑賞することができました。
 2年ほど前は頑張って両国まで見に行ったところ、大雨で中止(笑
 それ以外は、ビルの隙間からのチラ見。
 正直、人混みにまみれてまで花火を見に行きたいという想いがないので、TV鑑賞で良いんじゃないって思ってました。
 今回は妻様のご友人の好意で、自宅のテラスから鑑賞させてもらいました。
 写真ではかなり遠くに見えますが、肉眼ではそこそこの大きさで見えています。
 畑仕事をした後に、少々の酒をいただきながら鑑賞する花火は、心に染みました。
 毎年は見なくて良いけど、2~3年に一度は花火鑑賞も良いと思いました。
 ただ、多くの人はなぜ潰されそうになってまで花火を見に行きたいのだろうか・・・
 単なるイベント好きなのか、カップルの夜の気持ちをアゲアゲにするネタなのか・・・
 心がすでに枯木の小坊主には、失われた気持ちです(笑

2015.5月 読書録 権力を握る人の法則、ほか

5月の読書録です。

Art倶楽部 2015年後半の鑑賞予定

Art倶楽部(美術館巡り)での2015年後半の定例鑑賞会の予定を更新しました。

http://jinzi-kuwa.blogspot.jp/p/art.html

2015年 後半
7月26日(日)
「世界報道写真展」@東京芸術劇場
集合時間/14:00
集合場所/チケット売り場前
http://www.asahi.com/event/wpph/

8月30日(日)
「ボルドー展」@国立西洋美術館
集合時間/14:00
集合場所/チケット売り場前
http://www.tbs.co.jp/bordeaux2015/

9月27日(日)
「徳川の城」@江戸東京博物館
集合時間/14:00
集合場所/チケット売り場前
http://tc2015.jp/index.html

10月25日(日)
「琳派と秋の彩展」@山種美術館
集合時間/14:00
集合場所/チケット売り場前
http://www.yamatane-museum.jp/exh/next.html

11月29日(日)
「黄金伝説展」@国立西洋美術館
集合時間/14:00
集合場所/チケット売り場前
http://www.tokyo-np.co.jp/gold/index.html

12月20日(日)
集合時間/14:00
集合場所/チケット売り場前
http://heibayou.jp/

参加希望の場合、お手数ですがFacebookのイベントページから投稿などいただくか、連絡フォームよりメッセージください。