概要
展 示:江戸のスポーツと東京オリンピック展鑑賞日:2019年8月
場 所:江戸東京博物館
評価
混み具合 辛い/1・2・3・4・⑤/快適作品の数 少ない/1・2・③・4・5/多い
面 白 さ 退屈/1・2・③・4・5/面白い
構成
第1章 江戸の「スポーツ」事情第2章 近代スポーツと東京
第3章 オリンピックへの道
第4章 1964年東京オリンピック・パラリンピック
第5章 2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて
感想
江戸時代に英国クリケットのような馬上から「球」をスティックで取り合う競技のあったことに驚く馬と球があると、共通に考え付いてしまうのだろうか?
「通し矢」が行われていたことは知っていたが24時間制だと初めて知り、そんなブラック競技だったのかと印象が変わった
「蹴鞠」は平安時代で終わったものだと思っていたが、江戸時代も続いていたとは思わなかった。
前から「蹴鞠」の鞠はまともに蹴れるモノ?なのかと疑問に思っていたが、革製で中が空っぽ「150~200g」しかないモノと分かって納得
時代が進むにつれて武士等の一部のものだったスポーツが庶民にも浸透し、運動会でアイデア飛んだ競技をいろいろ試した歴史が面白い
いまならすぐ批判されそうな競技も、まじめに実行した様子が想像できる
オリンピックの歴史に入り、「近代五種」がかなり初期から存在していたことが意外で、今もあまり注目度が低いのがもったいない気がする
今回の一品(お気に入り)
東京五輪ポスター(1964)
スタートライン以外のポスターも鑑賞できた
どれも加工を抑えたシンプルな魅力・「生」感があり、アナログな心に響く
東京2020はもう来年の開催だが、五輪マークに揉めた印象はあっても、いまいち存在感がないのは何故だろう?