展覧会レビュー、プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光

展覧会:プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光
鑑賞日:2018年2月
美術館:国立西洋美術館

・混雑もなく、鑑賞スペースには余裕があった
・70点と展示数は多く、宗教画・肖像画・風景画・静物画と種類も多様
・宮廷(Ⅳ)~風景(Ⅴ)のゾーンは、大型の作品エリアで見ごたえがあった

〇今回の一品(お気に入り)
『聖ベルナドゥスと聖母』(アロンソ・カーノ、1660年)

・彫刻のように高所に置かれた聖母の乳房から、白い線が僧侶の口へ入っていく・・初めて目にするパターンで、インパクト大!
・はじめ手から光線がでているのか?と思ったが何か違う・・乳房からビームがでている!
 『聖母』の奇跡なのだろうが、母乳がビームのように飛ぶ姿は・・②度見するくらいビックリ
 『聖母』の片乳というのも・・神聖さの表現なのだろうけど、エロス?な気がしなくもない
・解説によると、スペインでは有名?なのかよく好まれた逸話らしい。
 好まれた理由はよく分からない・・マリア信仰なのだろうが、マリア信仰が分かっていないので、表現する意図も分からない
 他にも同じ題材の絵があるのか、気になる


〇展覧会チラシ