錦糸町~両国の間にある銭湯「幸楽湯」へ行ってきました。
外観を見てわかる通り、看板がありません・・・
そのため、知ってる人でないとなかなか入りにくい雰囲気があります。
番台のオネイサンは、気前よく巡礼手帳に押印くれました。
脱衣場、浴場ともに天井が高く、広々と開放感があります。設備は時代を経た渋さがありますが、よく清掃されていて無駄なものもないので、不快な感じはしません。
浴場は、大風呂×1・小さめの泡ぶろ×1・カランが20程とこじんまりしています。
週替わりの薬湯いったものはなく、浴室の壁面等に富士山とか描かれているわけでもないので、ほかにすることもなく本当にシンプルに風呂につかる!行為に没頭できます。
訪問したのは、日曜の16~17時ごろと開店まもない時間だったこともあるのか、もとからこんなものなのか分かりませんが、他に数人のお客しかいませんでした。
人の少ない分、気楽な開放感に浸りながら、悠々とした風呂タイムを過ごすことができました。
正直、場所がら駅に近いわけでもなく、周囲に人の集まるスポットがあるわけでもないので、地域の住民がフラッとやってくる銭湯だと思うので、混むこともないんじゃないでしょうか。
自分のように巡礼者でなければ、わざわざ駅から徒歩10分以上かけてやってくる人もいないと思うので、つぶれやしないかと心配です。
近隣の銭湯を巡礼マップをもとに調べましたが、やはり廃業が多いので、なおさら心配です。
銭湯という文化がいつまで維持できるのか心配ですが、こういう地域に根差した銭湯に存続していって欲しいです。
NHK美の壺 「銭湯」
こちらに載っているような銭湯はなかなか無いですが、読んでから銭湯を訪問すると、また違った見方と味わい方ができるのでお勧めです。
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幸楽湯
住所/東京都墨田区亀沢4-24-7
営業時間/15:30~23:00
定休日/第1・3・4土曜日