今回の絵付けのネタ帳です。
前回の作品に続き、同じ形での小皿が完成しました。
器の形としては、前々回・前回と引き続き貝をモチーフに形を造っています。
前々回はベタな塗りで染め、前回は鮮やかな色合いを求めました。
今回は、絵付けをしていますが、できるだけ色の選択を少なく、シンプルさを求めてみました。
単色で絵付けするのも初めてなので、完成した時の雰囲気がどうなるか心配なところもありましたが、オレンジが綺麗に発色されたし、可愛い?感じになりました。
シンプルな絵柄を描くときは、青呉須などでの抑えた色合いにした方が、上品さを表現できるのかもしれません。
青呉須の一色では、古臭くなってしまう?と思っていたので、躊躇するところありましたが、完成した時の雰囲気は少し古さを感じるくらいが、シックリくるかもしれません。
単に自分がそういう作品を、よく見ているからかもしれませんが・・・
絵付けの下絵は、回数をこなすことで、少しはまとまりある姿を描くことができるようになってきました。
この絵もデザイン集からのパクリなので、オリジナル性は皆無ですが(笑
オリジナルっていうのは、自分の中にいろんな表現が蓄積されてから、やっと形にしていけるモノだと思うので、まだまだ、先人の力を借りて作品に反映していきます。
今後は、茶碗を二つ作る予定です。
茶碗は自家用のため、あまり絵付けのデザインをこらずに、シンプルに釉掛けして作るつもりですが、最近、陶芸教室fugaで新しい釉掛けの方法として、もみ殻を使った方法ができるようになりました。
もみ殻を使うと、焼成時の化学変化がまた変わるようで、釉薬自体の表現が単色の深みに乏しいものから、ムラというかランダムな変化を起こすことができるようです。
シンプルながらも、長く使える茶碗を目指して、久しぶりの造形に入っていきます。
いつも絵付けに時間がかかるので、菊練りができなくなるんですよね(笑
ついでに、いろんな技法の基本も忘れています・・・ なかなか定着しないもので、レベルアップが中途半端になっていますが、マイペースに続けていくつもりです。