蕎麦 東庵@亀戸 ランチ

 『蕎麦  東奄』へ行ってみました。
 亀戸に蕎麦の美味しい店があるというので、調べてみたところ、こちらがヒットしました。

 蕎麦好きの友人にヒアリングしてみても、同じ店だったので安心して、行ってまいりました。

 口コミでは店内改装中と書いてあったので、まだ、開店していないかな?と心配していましたが、ちょうど改装0PENの時で、店に入れてラッキー!
 店内の雰囲気は、さすがに改装後ということで清潔感があって、過ごしやすいお店でした。
 改装前の店内も、渋味があって出来れば改装前に来ておきたかったですね・・・
 蕎麦屋なのに、店内にピアノがあるということで、改装前の写真にもあったピアノは、改装後も健在です。


 ランチのメニューですが、セットものが4種ほど。
 単品もいろいろとありましたが、ここは新参者のため、素直に親子丼つきの『さくら』にしました。




 こちらが、その『さくら』です。
 ざる2枚にミニ親子丼のセットですが、親子丼はまったくミニではなかったです。
 いつもミニ丼というと、本当の小鉢のモノしかないので、予想を裏切られました。
 蕎麦は、色の白い更科蕎麦で細めです。
 しっかりしたコシがあるので食べ応えもあり、蕎麦ツユにつけて、ズズッとさっぱりした味わいを楽しめます。
 親子丼もちょっと甘みのある卵と、鶏肉の旨みがマッチして、一気に食べてしまいました。
 味・量ともに十分なもので、良い店を知ることができました。
 綿糸町からは、自転車でもあればすぐなので、また、夏場にでも再訪したいと思います。
ゴチソウさまでした。


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東京都江東区亀戸7-39-5
TEL:03-3683-2888
亀戸駅  徒歩10分程
小坊主評価  ★★★★☆

ラーメン 六厘舎@押上

  東京スカイツリー内にあるラーメン六厘舎へ、行ってみました。

  東京駅内にある六厘舎は、いつもすごい行列で、とても並んで食べていられる余裕がなく、食べる機会がありませんでした。
  東京スカイツリー内にも、六厘舎があるのは知っていたのですが、こちらも結構ならんでいるので、行列を横目にしつつ、いつもスルーしていました。

  そんな自分に、今日、チャンスが巡ってきました!
  そのチャンスとは・・・約16年ぶりという関東地方の大雪!!
  都内での積雪が17cmということで、本当に大雪・・・
  小坊主としては、こんな雪の日こそ人出もないし、六厘舎ヘ行けるはずだ!!ということで、行ってみました。
  東京スカイツリーは、大雪でさすがに人出もまばらで、いつもの土日だと人がギュウギュウで、歩くのもメンドウなのですが、今日はユッタリとしています。

  お目当ての六厘舎ですが、こんな日でも、少し行列ができていたのですが、いつもの行列と比べればぜんぜん余裕があったので、並びます。


 並ぶこと20分といったところで、席に座れました。 
 六厘舎って味は1種類で、トッピングの種類の違いがメニューの違いなんですね。
 こちらが今回、実食する味玉ラーメン。
  スープは中々に濃そうな魚貝系で、カツオだしが効いています。
  麺も太めで、食べごたえがあります。
  食べてみて、特徴を感じたのは、この麺にスープがよく絡むんですね!


 スープ内で麺を混ぜて食べると、シッカリしたカツオ味が全体にいきわたり、食べ進むとスープがドンドンと減っていきました。
 つけ麺を食べて、スープを飲んだわけでもないのに、ここまでスープが減ったことがなかったので、ちょっとビックリです。
 最後にスープ割を軽く飲んで、店を後にしました。感想としては、ちょっとカツオ味が強いけど、スープも麺もクドすぎず薄すぎず、良いバランスで作られていました。


 まあ、30分以上も並んで何度も行きたいとは、思えないのですが、食べられて良かったですし、好きな人が多いのも納得です。
 美味しかった!ということで、ゴチソウさまでした。


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六厘舎(東京スカイツリー店)
東京都墨田区押上1-1-2 東京ソラマチ6F
TEL:03-5809-7368
押上駅 徒歩10分程
小坊主評価 ★★★★☆

なかなか渋めな外観、入るのにちょっと勇気のいる洋食店 「斎藤」@錦糸町、ランチ、ハンバーグ

 『洋食 斎藤』へ、行ってみました。
 この店も、錦糸町界隈では老舗の部類に入るようです。

 外観も渋めで、こういう店に多い外から中の様子を伺うことが、できません。
一見で店に入るには、勇気が必要です(笑
 メニューは色看板によると、色々あるようですが、ランチタイムはハンバーグ定食オンリーのようです。
 小坊主的には、メンチカツ定食が気になります!

 こちらが、そのハンバーグ定食です。
 ハンバーグにライスという、シンプルな組み合わせ。
 ハンバーグは柔らかく、ソースもシッカリしたいい味していますね!
 正直、ライスの味は、シラツユに遠く及びませんが、たぶん、シラツユが特殊なのではないかと思います。
 店内は、席数も多くなくランチタイムには、意外とお客が入ってきたので、すぐに満席になりそうな感じです。
 錦糸町駅の北口には、こういう洋食屋は少ないので、貴重です。
 駅から、近いのもポイント高いですね。



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洋食 斎藤
東京都墨田区錦糸2-5-7
TEL:03-3625-9584
錦糸町駅 北口 徒歩3分ほど
小坊主評価 ★★★☆☆




スカイツリーからも歩いて行けるソウルフルなイタリアン、『ピザスパ』@押上 ランチ

 錦糸町-押上エリアで、ランチを探そうということで、こちらのお店「ピザスパ」へ突撃。

 押上駅から徒歩5分くらいのところにあります。
 スカイツリーからも近く、周辺散策の際には行きやすいんじゃないでしょうか。
 店内はイタリアンかと思ったら、ソウルなお店でした(笑
 ライブ的なものも、たまにやっているのかもしれませんね。
 外観はこじんまりしてて、店内もそこまで広くありません。
 が、気楽なイタリアン居酒屋って雰囲気で、帰りに軽く飲みに行ったりするのに、ちょうど良さそうな感じです。
 メニューもちょっとしたツマミ的なものが、500円~というものが多く、酒と音楽を味わいながらワイワイやる店ですね。
 ワインもグラス500円からあるようなので、ワイン飲みながらピザをガツガツ食うと楽しそうです。
 で、今回のランチですが、この店のランチはどうやらプレート飯が基本のようです。
 お値段は、ランチタイムのプレートが600円~とコスパは悪くありません。
 自分が行ったのは土日なので、肉のプレートだったような気がします。
 プレート以外にも、パスタやピザもあるのでランチとしては十分です。
 ただ、味は美味いですが、プレートは男性にはちょっと量が少ないかもしれません。
 洒落乙なカフェ飯では、満たされないんだ!という方には、物足りないでしょう。
 肉プレートとありながら、肉が少ないぞ!!と、卑しい小坊主は突っ込んでしまいました。
 オシャレの基本は、我慢と気合!・・・我慢が足りず欲望を優先してしまう小坊主には、オシャレ道は厳しい道です。
 そこそこボリュームあるカフェ飯となると、ハンバーガーになってしまうのだろうか・・・
 とりあえず、押上付近には、まだまだカフェ飯できるところが少ないので、レパートリーの一つに加えておきます。
 夜はもっと賑わってそうだし、次があれば夜に来てみます。


===================ピザスパ
東京都墨田区業平2-12-1
TEL:03-6684-3181
小坊主評価:★★★☆☆




スカイツリー近くの隠れ家カフェ『オシアゲスイッチ』にてパンケーキを食す@押上、スカイツリー

 押上のオシアゲスイッチへ、行ってみました。


 外観は、小さなビルの2階にある店で、窓側の席からはなかなか良い具合に外の景色が見えます。
 店内の雰囲気は、落ち着いたお洒落カフェって感じでソファ席もあり、この辺りでは珍しいお洒落具合です(笑

 このお店に入ってみた理由ですが・・・・
 看板にある通り、『パンケーキ』が目に飛び込んできたからです!
 ホットケーキ、パンケーキを求めて彷徨う小坊主としては、ご近所にパンケーキがあるならば、試さないわけにはいかないだろう。
 ということで、実食に及んだわけです。

で、こちらが、注文したパンケーキ。
 バナナパンケーキも選択肢として悩んだのですが、ここはオーソドックスな?パンケーキを試すべきだろう!とこちらにしました。
 感想としては・・・普通というか、特に特徴のないパンケーキです。
 かつて、八重洲のバビーズのパンケーキで、『おぉ?美味いじゃないか!』とホットケーキとは違う、パンケーキの魅力を発見した時のような驚きは、ありません。
 美味しくないわけじゃないんですが、インパクトがないんですね。
 クリームに独自の味を感じるとか、ケーキに柔らかさがグッとくるとか、そういうのもなく無難な印象で、心にはあまり残らないパンケーキでした。
 珈琲は普通に美味しいし、場所や雰囲気も悪くないので、できれば今後も利用したいのですが、個性を感じられないのが小坊主的には残念なところです。
 ま、個性がありすぎて、手におえないって店よりは良いんですが(笑

 押上近辺には、落ち着けるカフェなどがまだまだ少ない印象があるので、散策後の一杯のために利用されても良いのではないでしょうか。

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オシアゲスイッチ
東京都墨田区業平2-12-8
TEL:03-3622-4922
押上駅 徒歩2分ほど
小坊主 評価★★☆☆☆



印象派を超えて点描の画家たち@国立新美術館 Art倶楽部

 Art倶楽部のイベントで、「印象派を超えて、点描の画家たち」@国立新美術館を鑑賞に行ってきました。


混み具合   辛  い/1・2・③・4・5/快適
作品の数   少ない/1・2・3・④・5/多い
面白さ   つまらない/1・2・3・④・5/面白い

 点描画というと自分は、スーラやシニャックしか頭になかったのですが、その流れを19世紀の印象派(モネなど)から始まり、20世紀の抽象画(モンドリアン)まで、一本筋としてまとめ変化を見ていくというものでした。
 点描の変化という形で、以下の5部構成になっています。

1.印象派の筆触
2.スーラとシニャック 分割主義の誕生と展開
3.ゴッホと分割主義
4.ベルギーとオランダの分割主義
5.モンドリアン 究極の帰結

1.印象派の筆触
モネ サンジェルマンの森の中で(1882年)
 まず、点描の走りとなったものが印象派の、筆触分割ということで、印象派の代表 モネの絵から始まりました。
 色合いの鮮やかさが美しい絵です。
 この色の鮮やかさは、印象派の特徴の一つである筆触分割・視覚混合によるものです。
 絵の具をキャンバスで混ぜると、最終的には黒色になってしまい色本来の鮮やかさを活かすことができません。
 そこで、絵の具を混ぜて必要な色彩を創りだすのではなく、必要とする色彩をキャンバスに配置し、鑑賞者の視覚混合で、それぞれの色彩が混ざりあって見えるよう表現する技法になります。
 
 この絵も近づいて見ると、大きめに油絵の具が乗せられていて重く感じます。
 ただ、少し距離をとって見てみると、全体的に印象がボンヤリしているのですが、色の境界がまとまってきて、曖昧な光のあんばいが心地よく見えてきます。
シスレー モレのポプラ並木(1888年)
 このシスレーの絵も、ややボンヤリしてますが、光の表現がより鮮やかに感じられます。
 木漏れ日の表現など、キレイです。
 穏やかな川辺の午後の一時を、妄想できてしまいそうです(笑

2.スーラとシニャック 分割主義の誕生と展開
スーラ グラブリーヌの水路、海を臨む(1890年)

シニャック マルセイユ港の入口(1898年)
 スーラとシニャックというと、自分の中では点描画家の代表となっています。
 展覧会に行き始めたときに、点描画というといつもこの二人の絵が展示されていました。
 色彩の鮮やかさが印象的で、全体的に明るい雰囲気のあるのが、好きです。
 長いあいだ見ていると、あまり変化や深みが見いだせず飽きてくるんですが(笑
 スーラの絵は、とても緻密で繊細な印象を受けます。ある意味、ドット表現でポチポチ色を配置していると、頭がオカシクなってきそうですが。
 そんな考えもどこかに飛ばしてしまうほど、スーラの絵は静けさに満ちています。
 それに対するシニャックの絵は、暖かい!
 朝焼けか夕焼けか分かりませんが、大きめの筆致で、暖色がふんだんに配置されていて、中心部からの暖かさが、光となって伝わってきます。
 スーラもシニャックも、色相環の組み合わせをいろいろと研究したなかで、それぞれが色を選んでいるのに、同じ海辺を描いていても画家の描く方向で、こんなに印象が変わるところが面白いです。

3.ゴッホと分割主義
ゴッホ 種まく人(1888年)
ミレー 種まく人(1850年)
 ゴッホも、スーラやシニャックと同年代の画家ということで、点描の技法にチャレンジしたことがあるようです。
 ただ、展覧会の解説によると、冷静さと忍耐力を求められる点描の技法と、大胆な筆致と強い色彩を好んだゴッホは、相容れなかったということです。
 この「種まく人」を見れば、確かに点描は合わないだろうなと、納得させられてしまいます。
 水平ラインでの強い構図の分割に、中心の太陽の力強いこと!
 見た瞬間に、色彩の強さにグッと引き込まれます。ゴッホはミレーが好きで、「種まく人」を何枚も描いているようですが、元祖、ミレー「種まく人」の宗教性も感じられる絵と比べると、その違いの大きさにそもそもの精神の違いを感じずにはいられません。

4.ベルギーとオランダの分割主義
レイセルベルヘ
「7月の朝」あるいは「果樹園」あるいは「庭園に集う家族」(1890年)
このレイセルベルヘという画家の絵は、今回、初めて見ました。
 色の配置などは、スーラのモノとよく似ていますが、スーラより暖かみのある雰囲気が感じられます。人物が大きく中心に配置され、季節も7月ということで、光が明るく表現されているからかもしれませんが、スーラの絵はどれを見てもキレイですが、一種の冷たさを感じさせます。
 技法が他の地域や画家に伝わっていく中で、別の形に組み立てられていくのを見るのも、絵画鑑賞の面白いところですね。

5.モンドリアン 究極の帰結
モンドリアン 色彩のコンポジションB
 最後に、モンドリアンが出てくるのですが、いきなり、いろんなモノがバッサリ切り捨てられてて、ビックリです(笑
 筆触分割に代表される色彩の表現が、どう変化していくか?を突き詰めると、抽象画にいきついたということなのでしょうが、飛躍っぷりが半端ないです。
 自然物も人物も光もなく、色彩のみが表現される・・・ここから、また何かを再構築していくことはできるのでしょうか?
 それとも、一度、抽象まで辿りついたなら、同じ地平で表現を考えていかなければならないのか。
 最近、陶芸で造形より、絵付けばかりやっている小坊主としては、ちょっと気になるところです。
 ま、自分の絵付けに具象も抽象もへったくれもありませんが(笑

カウンターのみのいろいろとレベルの高い浅草らしい喫茶店『珈琲アロマ』@浅草、喫茶

 浅草は「珈琲アロマ」へ、行ってみました。
 こちらは、創業が1964年らしくかつての東京オリンピックから数えて、50年!もつづく喫茶店だそうです。





 店内は、コの字型のカウンターのみの小さな店です。3~4組で一杯になるくらいの広さなので、マスターとの距離がとても近い
 ご常連が何組かいるなかに、お邪魔しましたが渋い昭和な雰囲気が満載です。
 常連の皆さんは、カウンター内のマスター達と雑談していて、カウンターのみという距離感のなせるワザなのでしょう。
 新参者がいても無理に話しかけてくるわけでもなく、放っておいてくれたのは、ありがたいです。



 今回は普通の珈琲をいただきましたが、トースト類も充実しているようです。
 ピーナッツバタートーストを頼んでいる常連さんがいたのですが、とても美味しそうでした。
 頼みかたも「ピーナッツ、1つ!」という言い回しで、自分などは恐る恐るピーナッツバタートースト!とフルネームで注文してしまうことでしょう・・・
 ピーナッツバタートースト・・・定番ですが、美味しそうなのは間違いなかった。
 珈琲は、味がしっかりしつつもくどくなく、ジワリと味わいを楽しむことが出来ました。

 浅草は、昭和な純喫茶の宝庫ですね!
 自分には、とても楽しい町です。
また、珈琲とホットケーキを求めて、探索してみます。


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珈琲 アロマ
東京都台東区浅草1-24-5
TEL:03-3841-9002
浅草駅(つくばEXP) 徒歩3分
小坊主 評価★★★★☆