メトロポリタン美術館展@東京都美術館 レビュー

メトロポリタン美術館展@東京都美術館へ行った記録です。
混み具合   辛 い/1・2・③・4・5/快適
作品の数   少ない/1・2・3・4・⑤/多い
面 白 さ つまらない/1・2・3・④・5/面白い

ゴッホの「糸杉」が初公開されるということで、楽しみにしつつ行ってきました。
また、メトロポリタン美術館にもいつか行ってみたいと思っていたので、今回はその予習と思って、期待に胸をふくらませながら鑑賞しました。

今回の印象深かった作品です。
東京都美術館
メダブスとカミラを描いた皿

「メダブスとカミラ」って、詳しい出所は分からないのですが、この色使いが鮮烈でとても印象に残っています。
陶芸で絵付けをしていると、こういう絵が描けるようになれればなぁというのと、この筆使いの緻密さに感動します。
陶芸だと、土が軟らかいので平面に土を延ばすのが難しいんですね。
ただ平たくしただけだと、単なるプレートになってしまうし・・・
でも、いずれは磁器にもチャレンジしてみたい。
ハイビスカスとオウムの窓
冬の寓意

「ハイビスカスとオウムの窓」は、ルイス・コンフォート・ティファニー(チャールズ・ルイス・ティファニーの息子)によるデザインです。
これもオウムの羽の表現が素晴らしい。
ガラス製なので、裏面から光でも当てればより色鮮やかに見えると思います。
これを部屋の装飾として、使える家は限られるでしょうが、絵画のように壁にかけてリビングにでも展示したい。
「冬の寓意」(ジャック・ド・ラ・ジュー)は、画像が小さいので分かりにくいと思いますが、実物は冬の冷気を感じられるくらい、題名どおりの季節感を表現した絵でした。
くすんだ太陽といい、中央の女性像の質感の冷たさといい、引き締まった雰囲気が見事です。
糸杉
音楽を奏でる男女の羊飼い

さて、今回のメインであるゴッホの「糸杉」です。
自分が見に行ったときは、何故かこの絵の前にほとんど人がいなかったので、じっくり見ることが出来てラッキーでした。
病気療養中に描いた7作あるシリーズの1つらしいです。
いつもの盛るかのような厚塗りの筆使い。
これが、樹木の上へ燃え立つかのような存在感と勢いを感じさせます。
糸杉の緑に対して、空の青さが対比色になってお互いを引き立てているように思います。
油絵ってこう塗り重ねることで、多層的な表現が出来るところが羨ましいし、魅力ですね。
「音楽を奏でる男女の羊飼い」は、羊毛と絹で織られた239×292cmもある大きなタペストリです。
今回の展覧会は、絵画以外にもタペストリや写真なども多くメトロポリタン美術館の多様な展示の一端を垣間見ることが出来ました。
南ネーデルラントは、今のベルギーに当たるらしいですが、この緻密なデザイン!!
完成度の高さが、ある種の品格を感じさせるほどです。
これだけ草花が描かれているのに、それぞれに存在感がありながら全体のバランスが壊れていないところに技術の高さを感じます。
また、タペストリということで、織られた糸が絵画とは違う立体感と色合いを表現しています。
ヴェネツィア・サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂
草取りをする人々

カナレットの「ヴェネツィア・サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂」とジェール・ブルトンの「草取りをする人々」です。
カナレットはカメラ・オブスキュラという初期のカメラを使用して、下書きを描いていたそうですが、このカチッ!とした遠近感に、写実性はカメラ・オブスキュラという「技術」による効果を想像するに十分です。
美術館へ行き始めた頃は写実的な絵画が好きで、現実を如何に写しとるかという絵の技術に感動していました。
正直、カメラのない時代に目に映る姿を形にする方法は、絵画が主なものだったことを考えると、カメラ・オブスキュラから始まるカメラの与えた影響は、とても大きかったはずです。
絵画の技術がどれだけ巧みでも、目に映る形を写し出す機能はカメラの方が優れているし、この段階から絵画に独自の表現を与えていくかという試行錯誤が必要になってきたのだと思います。
ジュール・ブルトンってよく知らないんですが、こういう田舎絵は田舎者の心にグッ!ときます(笑
特にこの夕焼けのあかりが、1日の終わりと働く姿の美しさを際立てます。
どうでもいいことですが、自分は朝焼けより、夕焼けが好きです。
マーセド川、ヨセミテ渓谷
日の出

最後はアルバート・アミスタットの「マーセド川、ヨセミテ渓谷」とクロード・ロランの「日の出」です。
アミスタットはアメリカの作家の作家で、1800年代のものになります。
この切り立った岩の感じに、しばし目を奪われました。
クロード・ロランの「日の出」と比べると、この絵の中の空気の違いが面白いですね。
「ヨセミテ渓谷」の澄んだ空気に対して、「日の出」の濃密さ
題材が違うし地域も違うので当たり前なんですが、絵画はどれだけ見ても奥が深くて、常にいろんな発見や感動するポイントがあって、美術鑑賞は止められないですね(笑。

意外と人気があった水玉~なポップなお皿@陶芸



皿の新作が出来ました。
途中、3枚を素焼きまで進めていたので、間が
空いてしまって時間がかかったけど、まずは
1枚目が完成です。
皿の形には特徴ないけど、大き目の皿に絵付
けをしてみたかったので、3枚分、楽しみです。

最初、こういうイメージにしようと決めていかな
かったので、黒地に赤で線を描こうかとかもう
少し落ち着いたものを考えていたのが、なぜか
こんなポップなモノになってしまいました。
本当はもっとシンプルにいきたいんですが、絵
付けを始めると、もっといろんな色を使いたいと
いう想いが強くて、なかなか赤・黒とか青呉須
のみ!と潔く思い切れないんですね。
せっかく作ったんだから、もっと多彩にしたいと
いう誘惑に勝てるようになりたい・・・

一番最初に筆を入れたのが、下の青線の部分
で、まずここに線を入れるのに悩んだ(笑
格子状に線を入れるか、丸にするか・・・モチー
フを決めていかないと、こういうところから悩む
んですね。
線を入れてからも、空いた空間に何を描くかが
なかなか出てこず、正直、水玉に逃げた感じが
あります。
結果的には、線と丸の抽象的なイメージにまと
まったかなと思うけど、軽く花や鳥などの動物、
デザイン的なものも描ければ良いのだけど、
イメージのストックが少ないのが弱点ですね。
こういうのは、もっと描く練習をしないとなと感じ
るところです。
元ネタもないのに、イメージを形に出来る人は
羨ましいです。技術的な修練も関係してると思
いますが、パターンの積み重ねですね。

最後の写真は、今、進めている2枚目の皿の
絵付けです。
これも黒地に金でウサギや月、雲を描いて蒔
絵的なイメージを持っていたんですが、そういう
方向にいかず、ポップな感じになりそうです。
ウサギの下の草は、濃いピンクで絵付けをして
みたので、これが焼き上がりでどう発色してくる
か・・・上手く全体をマッチしてくれば良いんです
が、少し心配なところですね。

3枚目の皿は、それこそ先にイメージを固めて
もっと細かい絵に挑戦したいと思っています。
完成は年明けになりそうですが・・・
気長にボチボチと続けて生きたいと思います。




八ヶ岳(赤岳) 1日目

標高
GPS記録


10月の初めに、八ヶ岳は赤岳登山へ行ってきました。
山小屋泊まりの登山は始めてですが、一人ではなかなか行くこともないので、誘われるまま行ってきました。
登山の経路は、新宿駅~茅野駅~タクシーで、美濃戸口へ
美濃戸口から行者小屋を経由し、赤岳山頂小屋を目指します
登山としては天気は快晴で、言うことなし!
登り始め
看板
苔②

登り始めの地点は標高1500mで、紅葉はあまりありませんでした。
ただ、八ヶ岳は苔が有名だそうで、写真のとおり登山道の周りは苔の庭のようになっています。
この緑に満ちた風景は、とても瑞々しくて生命力を感じますね!
標高の図にあるように、登り始めはゆるやかな登りでさほどキツクもなく、ハイキング気分で進むことが出来ます。
川やちょっとした岩場もあり、広々とした開放感を味わいながら進むことが出来るので、八ヶ岳も余裕か?などと勘違いできます(笑
行者小屋 近く
赤岳山頂へ

しかし、余裕ぶっていられるのもここまで。
行者小屋を超えたところから、森の向こうに赤茶けた地肌をあらわにする赤岳が見えてきます。
行者小屋に着いたときは、今日中にあそこの頂上まで行けるのか?と、すごく遠くに見えてたんですが・・・
とりあえず、前へ前へ進むと、写真にある急勾配の階段が出てきます。
この階段がキツイ!!一段一段の高さがあって、急勾配・・・標高2500mあたりから一気に上昇が始まります。
それまでの余裕はどこかに吹き飛んで、ヒーヒー言いながら登ることになりました。
赤岳山頂へ②
山頂への岩場

階段を登っていくと、森林限界が標高2500mあたりだそうなので、もう周囲は岩場になってきます。
標高3000m近くの登山は、富士山登山以来なので、こういう風景はとても新鮮です。
やっぱり普段のハイキング登山とは、景色がまったく違うので、感動!
ここまで来ないと見られない景色があるというのが、登山の魅力かなと思っています。
まぁ、この岩場がまたキツイんですが・・・
赤岳頂上
赤岳山頂小屋

もうイヤだ!!と叫びそうになりながら、何とか山頂に到着です。
標高2899mということで、3000mにはちょっと足りません。
が、達成感は十分です。
そんな山頂にポツンとあるのが、赤岳山頂子屋。今回の宿泊先です。
パッと見た感じでは、300人も宿泊できそうに見えないのですが、中に入ると3階もフロアがあって、部屋の中は2段ベッドになっているので、詰め込めばかなりの人数を収容できるようです。
山頂小屋内
夕食

ここが今回の宿泊ベッドで、自分は上段で寝ました。
特別、男女別にしたりとかそういうのもなく、シンプルに寝る!ってだけのところが山小屋らしくて良いです。
まぁ、正直、寝るのは難しいですが(笑。
夜は寒いかと思ったんですが、人の熱気で窓が曇るくらいに暑くなってしまいました。
自分がちょっと風邪気味だったって言うのもあるかもしれませんが。
何とか無理やり寝て、明日に備えるよう努力しましたよ。
消灯が20:00で早いなぁ~って感じたんですが、起床が5:30くらいになるので、20:00消灯でちょうど良いのかもしれませんね。
夜中に目が覚めたので、星を見に外に行ってみたところ、星空はとても綺麗でした。
カメラがコンパクトデジカメだったので、星空を綺麗に撮影できそうになかったので写真はありませんが、遮るもののない星空は素晴らしかったです。
ただ、今回の山小屋で残念だったのは食事・・・夕食も朝食もちょっといまいち
米だけ詰め込んで、お腹を膨らませたって感じで、満足感はなかったです
他の山小屋であれば、食事も気合入っているところもあるそうで、赤岳展望荘などは食事が美味しいと聞くので、次に八ヶ岳に行く機会があれば、展望荘を利用してみたいと思っています。

東京earthride2012

だいぶ間があいてしまいましたが、東京アースライドに今年も参加しました。
下が今回の履歴です。

より大きな地図で earthride2012 を表示


距離的には約50km程度です。 ただ、当日は午後から晴れそうという予想でしたが、朝は雨雨雨・・・
当初の出発時刻から1時間ほど遅らせても止む気配がなく、一時は参加取りやめにしようかとも思ったんですが、なぜかカッパ着て行っちゃえばいいかな~なんて気になったもので、カッパ着でGO!しました。
ただ、ロードバイクを雨にさらしたくなかったので、クロスバイクで参加です。
今年のチェックポイントは①上野公園②代々木公園③芝公園④皇居の計4箇所と、去年よりだいぶ減ったのでそれもクロスバイクで行く気にさせてくれました。
第1CP 上野公園
第2CP 代々木公園

まずは、近場の上野公園へ!
今回のアースライドは各チェックポイントで、地方のご当地グルメがもらえるってことで、ここでは北海道富良野のグレープジュースが出ました。
だいたい、バナナと水しかもらえないので、たまにはこういう趣向を変えたものがあると嬉しいですね~
ここでは雨脚が弱まったとはいえ、まだまだパラパラとあめが降っていたので、自分は全身緑のカッパ着だったんですが、他のチャリンカーの皆さんは普通にサイクルジャージだったりして、寒くないのかなと勝手に心配してしまいました。
ここからは、一番遠くにあるチェックポイントを目指すってことで、代々木公園へ向かいます。
渋谷方面へ行くときは、自分は溜池山王のあたりから六本木を通過して表参道から代々木公園へ向かったのですが、他に坂を通らなくて良いルートはないものでしょうか?
六本木の坂の辺りで、いつも嫌になってくるんですが(笑
とりあえず、代々木公園でのご当地グルメは、沖縄のサーターアンダギーです。
このほのかな甘みが、疲れと寒さに痛んだ心と身体を癒してくれました。
第3CP 芝公園
第4CP 皇居

代々木公園を後にして、次は芝公園へ。
芝公園へは下りだったというのもあって、近くまですぐに行けたんですが、チェックポイントの場所が分からずウロウロさ迷ってしまいました。
ここでは、金沢銘菓を食べたんですがこれがなかなか美味い!!(写真の金沢煎餅ではないほうです)
フワッと口中で溶ける感じで、甘みも上品なものでした。
で、最終ポイントだー!と勢い込んで向かった皇居での、ご当地グルメが宮崎のみかん・・・
たしかに美味しいのは美味しかったけど、みかんか~
ちょっと残念な気分に浸りましたが、とりあえず、今年は全てのチェックポイントをクリアできたってことで、満足できました。
ついでに、こんな雨だから参加者も完走者も少ないので、抽選に当たる確立が上がったに違いない!という黒い腹づもりのままに、お台場へ向かいます。
ゴール会場
お台場

で、お台場に到着したんですがこの頃には天気予報どおり、雨も上がって青空が見えてきました。
走り終わった後で、寒さに震えながらイベントが終わるのを待つよりは良いのですが、もうちょっと早めに晴れてほしかったなぁ。
雨のせいか去年よりは参加者も少なめな感じで、茨城からママチャリで自走してきたとかいう気合の入った人もいなかったので、残念です。
来年も参加できれば、やはり晴れたところで、いろいろ無茶する自転車人を見てみたいですね(笑
完走者へのご褒美抽選会の結果ですが、石垣島アースライドのチケットは残念ながら外れましたが・・・お台場アクアシティのクーポン1,000円が当たりました!
何も当たらないよりは良いけど、クーポンか・・・ってことで、ちょっと残念。
だって、お台場アクアシティなんていかないんで、使う機会がなさそうなんですねぇ
グラサンが欲しかったなぁという勝手なことを思いつつ、今年のアースライド参加は無事に終了。
また、来年も参加したいと思います。
去年は参加賞でTシャツがもらえたから、来年もそういうのが欲しいな(笑

塔ノ岳登山

塔ノ岳へ登山に行きました。
塔ノ岳は大倉からのルート(鍋割山からのルートもあり)、ヤビツ峠からのルートがあります。


今回は塔ノ岳の人気ルートで、展望が素晴らしいというヤビツ峠からのルートを選びました。
前日の天気予報だと曇りになっていたので、少し天気が心配だったけど予定通り決行!
にもかかわらず、携帯のアラームがならず電車に乗り遅れるという痛恨のミス。
ついでに到着後も登山口を間違えるという、ミスをしでかしました。
いやいや、事前の予習はちゃんとしないとダメですね・・・要反省です。
 そんなこんなで、何とか登山を始めたところ霧雨のような雨が降ってきました。
歩き始めたバッカリやんか!と悪態をつきつつ、レインウェアを装備。
途中、雨脚の強くなったりしたため、ザックカバーを使ったりとなかなかトレーニングにおあつらえ向きの厳しい登山になりました。
塔ノ岳
行者岳ちょい手前

おかげで、左の写真のようにガスで周囲はまったく何も見えない状態です。
いや~、あそこまで何も見えなくなるものなんですね。
展望の素晴らしいことで有名な塔ノ岳なのに、展望を楽しむことは全く出来ませんでした。
歩いている数メートル先も、白くて見えないんで、まだ分岐の少ないルートで初秋で良かった。
これが、冬山だったりしたら、ちょっと泣きそうになるw
ま、一部、ガスの切れ間があって展望を垣間見ることが出来たんですが、本当はあれか尾根のところどころで大パノラマで見られたのかと思うと、今回の天気は残念でならない。
紅葉の時期に、ぜひ、もう一度、再挑戦したい!
クサリ場
小鹿

この塔ノ岳のヤビツ峠からのルートは人気コースだけあって、いろいろバリエーションに富んだ面白いコースです。
登山口からの林道のような静かな道が続いたと思えば、写真のようなクサリ場があって、なかなかのスリルが味わえます。
登りも階段に岩場もあって、キツイ傾斜もあるし、正直、初級ルートか?とガイドブックを疑うキツさでしたよ。
ヤビツ峠のバス停は発着数も少ないので、帰りを便利にしようと思えば大倉へ下山しないとならないのですが、そうすると一種の縦走になって15~17kmは歩くことになります。
初級というとハイキングコースのようなイメージを抱く人もいるかもしれませんが、立派な登山でした。
経験ない人は一回で、山が嫌になってしまうんじゃないかと思うくらいです。
前段階で陣馬山~高尾山を縦走しておいて良かった!と素直に思いました。
ペース早めで登ったせいもあるかもしれないけど、頂上付近ではちょっとバテ気味になってしまった。
山頂 ボス鹿
ラーメン

頂上にはそんなこの辺りのボス鹿らしい鹿が、ジーっと立ってました。
途中、小鹿と母鹿にも会ったし塔ノ岳は鹿が多いんでしょうね。
野生の鹿を間近に見ることが出来て、疲れも吹っ飛ぶくらいです。
が、本当に自分の疲れを飛ばしてくれたのは、写真のカップヌードル!
2リッター持参した水も頂上に行くまでに飲み干してしまったので、塩分もかなり失ってしまっていました。
そんな塩分補給にピッタリのカップラーメン。
普段はスープを飲むことは少ないのに、今回はほとんど飲み干してしまった。
このラーメンがないと、今回は乗り切れなかっただろうな~。
頂上もガスがかかってて、何も見えなかったけど、本当は360度のパノラマの広がる景色が見られるんだろうなといいう状態でした。
下山は同行者にストックを借りて、初ストックを経験!
下山のときは確かに膝への負担が、軽減しました。
次の八ヶ岳までに、ゲットしておきたいな。
下山後は鶴巻温泉に行きたいとも思ってたけど、風呂の用意が不十分だったので、今回は諦めて普通に帰宅。
しかし、次の日の太ももの筋肉痛が半端ないです。
軽く歩くだけで、ズキズキくるんで相当に筋繊維にダメージがあったようです。
回復すればそれだけ、筋肉が付いてくれるんでしょうが、八ヶ岳には3週間も間が空くので、元に戻ってしまいそうw
八ヶ岳は山小屋に1泊の予定なので、次の日の足がこうだと辛いなぁと嘆いてしまいます。
とりあえず、水泳にジムで筋力と体力が落ちないよう注意しましょう。

陣馬山-高尾山

10月に八ヶ岳へ連行される可能性があるので、登山リハビリをすることにしました。
まずは登りがキツクなく、楽しめるところということで、高尾山へ。


高尾山は以前に相模湖方面への縦走をしたので、今回は別ルートを検討しました。
陣馬山がもう一つメジャーな山ということで、陣馬山を絡めることにしたのですが、高尾山から行ったのでは最後がただ下山するだけで、味気なくなりそうだったので陣馬山から高尾山へ行く形にしました。
あまりこの形で縦走する人は少なそうですが、最後に軽く楽しめる方がやる気が出ます(笑
陣馬山 山頂モニュメント
陣馬山 山頂景色

高尾駅からバスで陣馬高原下へ行き、陣馬山へ。バスはなかなか混んでましたが、人気あるんですね。
陣馬山への登山ルートは、新ハイキングコースと和田峠から登るコースがあり、新ハイキングコースは登りがキツメだということで、今回は和田峠からの登りにしました。
 しかし、和田峠までは車で行くこともできるので、陣馬山に登るだけなら和田峠からだと30分もかからないんじゃないでしょうか・・・
今回はバス停から歩きで行ったので約2時間ほどかかり、和田峠までは舗装路を歩いて登山ではなかったけど、足慣らしには良かったです。
で、陣馬山の頂上ですがあいにく富士山は見えなかったけど、眺めはなかなか素晴らしい。
不思議なモニュメントもあり、茶屋も十分すぎるほど整備されてます。
同行者の方から、ここでもらったアイスはとても美味しかった!
普段、ソフトクリームばかり食べてたので、アイスバーの美味さを再発見。
半端なかったです。
明王峠方面
景信山 なめこ汁

景信山 トンボ

景信山 景色

ここからが本番ということで、高尾山を目指して縦走が始まりました。
ただ、正直、陣馬山が一番高い山で、ここまでの登りが一番キツイということで、後は小さな登り下りを繰り返してのんびり尾根を歩くって状態になりました。
もう気楽なものですよ~。
心配していた天気も快晴になり、ところどころで穏やかな風もあり、初秋の雰囲気に染まった山を満喫しました。
森林浴をすると、心が落ち着きますね!
景信山の茶屋では、おなじみのなめこ汁を食しましたが、汗とともに失われた塩分を補充するのにちょうど良いです。
また、暖かいものを食べると、心身ともに疲れが大きく和らぐのを感じます。
初秋のためか、トンボもたくさん飛んでますが、これが逃げないんですよ。
まだ時期が早いので、赤とんぼ!といえるほど赤く染まってなかったですが、ススキに赤とんぼのセットは鉄板ですね!
城山山頂?
城山山頂 景色

景信山から城山を超えて、高尾山へ。
しかし、高尾山も高尾山山頂までは人が多いけど、そこを超えるとパタッと人がいなくなるのが不思議ですね。
高尾山が観光地なせいでしょうが、山頂を越えたところにもっと見所や楽しみがあると思うので、山頂から先に進まないのは、とてももったいないと感じます。
ま、高尾山に近づくにつれて賑やかになっていくのは、気持ちが嬉しくなりますが。
高尾山山頂はスルッとスルーして、途中の茶屋で軽く休憩。
同行者の方からビールを恵んでもらって、乾杯!(笑
普段、ビールは飲まないんですが山の後に軽く飲むビールは、美味いですね。 下山するころには、すでに17時近くなっていたので、日曜ということもあり途中下車での飲みも抑えて、素直に帰りました。
久しぶりの登山で、次の日はふくらはぎに筋肉痛が!
でも、次の日に来てくれて良かった・・・2~3日遅れで筋肉痛がきたら、ちょっとショックですからね(笑
今回はまずは距離を稼ぐ!を目的に出来るだけ平坦な山を行きましたが、次回は丹沢でも有名な塔ノ岳を目指します。
人気の山ですね。
出来れば塔ノ岳を経由し、鍋割山を縦走して鍋割ウドンを堪能してきたいと思ってます。

印旛沼ポタ


より大きな地図で 印旛沼 を表示



8月の中頃に印旛沼へポタって来ました。
手賀沼に続く沼シリーズです。
今回は地図のように千葉方面の一般道を通り、途中の八千代総合運動公園から新川沿いを通って印旛沼まで行きました。
往復で約90kmということで、八千代総合運動公園から新川沿いにグルッと迂回したため直線で行くより、距離が増えてしまいました。
正直、千葉方面の道路状態の悪さは辛かった・・・
道路が狭いし車も多く、整備もあまりされていない様子で凸凹も多かったです。
新川沿いの道も車が通らないのは良いけど、路面は良いとは言えません。
それでも、往復時には結構な数のチャリンカーとすれ違ったので、みんな同じルートを利用するようですね。
日差しもそれなりに強かったけど、新川沿いは釣り人も多く、周りもノンビリした田園風景で都会の埃が落ちていくようでした。
新川沿い風景
印旛沼 風車

とりあえず、印旛沼に到着するまではとても良い天気で順調で、風車を見ながらアイスを食う余裕もありました。
が、帰りになってからが大変で、雨にやられました・・・
天気予報は晴れで、雨の降る感じは全くなかったんですが、ちょうど帰るルートの上に黒い雨雲が発生してしまいにわか雨にやられては雨宿り・・・というのを数回繰り返して進んだので、自転車も自分も泥水などでドロドロになってしまいました。
正直、何でやね~ん。
何で雨が降るんじゃーとふて腐れながら走って、何とか八千代道の駅(ふるさとステーション)にたどり着いたところで、小休止です。
トラクター?
ミルクソフト

休憩といえば、アイスクリーム・・・いや!ソフトクリームです。
ミルクソフトを実食してみたわけですが、甘さ控えめのミルク味の強いソフトクリームで、荒んだ心が癒されました。
ここには家族連れも多かったけど、チャリンカーも多くてみんな考えることは同じようですね。

ドロだらけ
カリントウ

ソフトクリームで機嫌を直してから、とりあえず走行を再開。
帰りは、1回の休憩だけで走り続けたので正直しんどかった。
まだまだ、休憩のタイミングが分かってないなと自覚。
多少、無理やりにでも休憩しないとダメですね。
なんやかんやで、16:00頃帰宅できました。
が、写真のとおり雨のせいで買ったばかりのMadone3.1がドロだらけ。
家でゆっくりしたいと思いつつ、自転車の掃除が終わるまで頑張りました!
買ったばかりなのに、転倒するし雨にやられるし、カーボンバイクなのでつい心配してしまいます。
せっせと車輪も外して裏から清掃!ピカピカになったところで、やっと一服ですよ。
今回の土産は印旛沼の売店でゲットしたカリントウ(蜂蜜&ぶどう)で、ちょっと甘酸っぱいのが特徴です。
グッタリしてたのでカリントウの甘酸っぱさをかみ締め酒飲んで、寝ました(笑