標高 |
GPS記録 |
10月の初めに、八ヶ岳は赤岳登山へ行ってきました。
山小屋泊まりの登山は始めてですが、一人ではなかなか行くこともないので、誘われるまま行ってきました。
登山の経路は、新宿駅~茅野駅~タクシーで、美濃戸口へ
美濃戸口から行者小屋を経由し、赤岳山頂小屋を目指します
登山としては天気は快晴で、言うことなし!
登り始め |
看板 |
苔 |
苔② |
登り始めの地点は標高1500mで、紅葉はあまりありませんでした。
ただ、八ヶ岳は苔が有名だそうで、写真のとおり登山道の周りは苔の庭のようになっています。
この緑に満ちた風景は、とても瑞々しくて生命力を感じますね!
標高の図にあるように、登り始めはゆるやかな登りでさほどキツクもなく、ハイキング気分で進むことが出来ます。
川やちょっとした岩場もあり、広々とした開放感を味わいながら進むことが出来るので、八ヶ岳も余裕か?などと勘違いできます(笑
行者小屋 近く |
赤岳山頂へ |
しかし、余裕ぶっていられるのもここまで。
行者小屋を超えたところから、森の向こうに赤茶けた地肌をあらわにする赤岳が見えてきます。
行者小屋に着いたときは、今日中にあそこの頂上まで行けるのか?と、すごく遠くに見えてたんですが・・・
とりあえず、前へ前へ進むと、写真にある急勾配の階段が出てきます。
この階段がキツイ!!一段一段の高さがあって、急勾配・・・標高2500mあたりから一気に上昇が始まります。
それまでの余裕はどこかに吹き飛んで、ヒーヒー言いながら登ることになりました。
赤岳山頂へ② |
山頂への岩場 |
階段を登っていくと、森林限界が標高2500mあたりだそうなので、もう周囲は岩場になってきます。
標高3000m近くの登山は、富士山登山以来なので、こういう風景はとても新鮮です。
やっぱり普段のハイキング登山とは、景色がまったく違うので、感動!
ここまで来ないと見られない景色があるというのが、登山の魅力かなと思っています。
まぁ、この岩場がまたキツイんですが・・・
赤岳頂上 |
赤岳山頂小屋 |
もうイヤだ!!と叫びそうになりながら、何とか山頂に到着です。
標高2899mということで、3000mにはちょっと足りません。
が、達成感は十分です。
そんな山頂にポツンとあるのが、赤岳山頂子屋。今回の宿泊先です。
パッと見た感じでは、300人も宿泊できそうに見えないのですが、中に入ると3階もフロアがあって、部屋の中は2段ベッドになっているので、詰め込めばかなりの人数を収容できるようです。
山頂小屋内 |
夕食 |
ここが今回の宿泊ベッドで、自分は上段で寝ました。
特別、男女別にしたりとかそういうのもなく、シンプルに寝る!ってだけのところが山小屋らしくて良いです。
まぁ、正直、寝るのは難しいですが(笑。
夜は寒いかと思ったんですが、人の熱気で窓が曇るくらいに暑くなってしまいました。
自分がちょっと風邪気味だったって言うのもあるかもしれませんが。
何とか無理やり寝て、明日に備えるよう努力しましたよ。
消灯が20:00で早いなぁ~って感じたんですが、起床が5:30くらいになるので、20:00消灯でちょうど良いのかもしれませんね。
夜中に目が覚めたので、星を見に外に行ってみたところ、星空はとても綺麗でした。
カメラがコンパクトデジカメだったので、星空を綺麗に撮影できそうになかったので写真はありませんが、遮るもののない星空は素晴らしかったです。
ただ、今回の山小屋で残念だったのは食事・・・夕食も朝食もちょっといまいち
米だけ詰め込んで、お腹を膨らませたって感じで、満足感はなかったです
他の山小屋であれば、食事も気合入っているところもあるそうで、赤岳展望荘などは食事が美味しいと聞くので、次に八ヶ岳に行く機会があれば、展望荘を利用してみたいと思っています。