4月の読書記録です。
美術鑑賞をしていると、どうしてもキリスト教にかかわる題材も多く、内容を理解するためにはキリスト教の知識が必要だと感じていました。
入門書!みたいな本を読むのも大変そうなので、GooglePlayで100円で安売りしていたこちらを購入してみました。
最近、一部の本や雑誌、マンガはKindleやGoogle
Playで読んでいます。
最初は紙面の全体をとらえることができないので読みにくいですが、慣れてくると持ち運びも楽だし、電車の中でも読めるし便利です。
スマホ(6インチ)でも画面が小さく感じるので、タブレットが欲しくなります。
でも、タブレットだと持ち運びが大変そうだし、悩ましいところです。
で、電子書籍デビューで読んでみましたが、旧約聖書は経典というより歴史書なのか?と感じました。
天地創造やノアの箱舟といった良く知られたエピソードより、出エジプトから十戒、約束の地であるカナンをどうやってイスラエルの民が支配していったかという説明が多かったため、そんなイメージを受けたのかもしれません。
新約聖書になると、イエスの言行録や弟子たちによる解説がメインとなり、いわゆる伝道のための書物という見方ができました。
どちらも原典を読んだことがあるわけではないので、内容の理解は難しいところありますが、全体の概要を知識として得るにはとても分かりやすい書き方をした本だと思います。
所々でよりよく理解するための参考書籍の紹介もされているので、参考書籍を追加で読んでいけば知識も補強されそうです。
新しく始めた畑での野菜作りを、もっと理解できればと読んでみました。
土づくりの方法や肥料の与え方、よく知られたトマトなどの育て方を写真付きで解説してあります。
紹介されている野菜の種類は少ない部分ありますが、基本的なことを理解していくのに便利です。
個人的には肥料の与え方のパターンや、コンパニオンプランツの手法が参考になりました。
聖書に続いて、図解シリーズでの仏教関係のものです。
内容はブッダの生涯、教義の継承、伝播の経路などが分かりやすい図柄入りで解説されたものです。
キリスト教もそうですが、宗教の概要をつかむには歴史の知識が必要です。
エピソードや教義の一部を取り出しても、そのエピソードや教義が宗教の歴史上のどの部分とつながっているのか、背景はどこにあるのかを知らないと、理解が深まりません。
そういった意味では、この図解シリーズは解説に徹底していて宗教史をつうじて全体の概要をつかむのに便利な本です。
特にインドから中国、日本への伝播の経路とインドネシアやタイ、フィリピンなどへの経路の違いや伝わった内容の違いを再認識することができました。
中東を始めとしてイスラム教を背景とした事件や問題も耳にすることが多くなりましたが、入門レベルの知識が欠落していることを自覚することが多くありました。
こちらの本では内容の是非は問わず、知識として必要な内容は十分に押さえられています。
イスラムをテーマとした図解シリーズはないようなのが残念ですが、世界の宗教という図解シリーズがあるようなので、そちらで知識を増やしていきたいです。
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