何だかんだと時間がかかった割に、工作的になってしまった桜の花器@陶芸

 陶芸の新作が完成しました。
 ここ暫くは、手びねりでどこまで高く作っていくことが出来るか?をテーマに花器を造り続けています。


 その中で、結構な時間をかけてこちらの作品を完成することができました。

 作り方は単純なものです。
 筒状に高さを積んでいった下地に、型どりで取り出した花びらなどを配置していきます。
 配置した花びらなどを『ドベ』を接着剤に付けていき、花びらが全体的にまとまるよう角の削りを入れていきました。
 下地を作って、削りを入れて、花びらを接着して、花びらを削って・・・ここまでで、4~5回の教室通いがかかってますね(笑

素焼が終わったところで、それぞれの花びらに絵付けをしていきました。
 ついでに、花びらのない空白が多くあったこともあり、隙間を埋めるように枝などの絵を描いていっています。



7~8回の教室通いを経て、やっと完成しました。
 オレンジの発色がいまいちで、だいぶ筆の跡が残ってしまっています。
 細かいところを見ていくと、出来のよくないところはたくさんありますが、全体としては明るい雰囲気の作品となりました。
 花器だと絵を描く空白も多く、時間がかかってしまいますが、完成した時にはよろこびも大きいです。
 こういった明るい作品から、渋めの作品までチャレンジしてみようと思っているので、今年は花器だけが増えていくことになりそうです(笑