新宿駅東口から徒歩5分 昭和レトロな名曲・珈琲『らんぶる』@新宿





 いつの間にかカフェから純喫茶すきへ方針転換をした小坊主です。
 『古典喫茶』の響きにひかれ、喫茶巡りをしています。
 今回は、昭和の香りただようと噂の新宿の純喫茶「らんぶる」へ。
 入口は若干の古臭さがありまして、新宿東口周辺の雑居ビル群の中に馴染んでいます。
 外から見た1Fは、あまり広くなさそうな雰囲気で、店内も普通の喫茶店という印象です。
 しかし、この『らんぶる』には地下2Fまでフロアがあり、初めて入るとその広さと雰囲気に『おぉ!』と圧倒されます。

 吹き抜けの空間に、しぶいシャンデリア。
 イスも純喫茶の王道、赤く沈み心地よい柔らかさを感じます。
 イスやテーブル・シャンデリアは、創業当時(1950年、昭和25年)のものを使っているとのこと。
 年季の入ったアンティーク・・・ボロイといえばボロイでしょうが、年を経て醸し出される昭和の香り。
 なかなか、出そうと思っても出せません。

 地下でありながら、高さのある天井には開放感があり、ゆったり過ごせる空気に満ちています。
 席の配置も広く、奥にはグループ席もあるようで、余裕がありますね。
 新宿だとスタバのようなところだと、まず座れないことを覚悟し、ダメもとでチャレンジするわけですが・・・だいたいは挫折します。
 この『らんぶる』も休日に訪問すると、階段部分に行列ができていることがあり、混雑しているときがあります。
 ただ、スタバでは並んでまで待って、入店しようとは思わないですが、ここではちょっとくらい待ってもいいか~という大らかな気になることと、待ってでも入りたいという気持ちになります。
 待っていたとしても席数が多いので、人の出入りがそれなりにあり、回転は悪くありません。
 かつては名曲喫茶として、クラシックを聞かせてくれていたそうです。
 今は、クラシックに浸る設備はないようですが、クラシック音楽を聞きながらだと、ダラダラといつまでも居ついてしまいそうなので、今くらいの回転率が良いように思います(笑

 小坊主は、今回、ウインナーコーヒーで甘みを補給!・・・コーヒーは普通ですw
 ケーキセットが少し高いかなぁと思いましたが、いかにも昔ながらのショートケーキやチーズケーキは、とても美味しそうでした。
 残念ながら、ホットケーキがなかったところが惜しまれますw
 新宿界隈では、チェーンの珈琲店も多くありますが、混雑していることもあり落ち着ける店は少ないと思います。
 そんな時、この『らんぶる』で昭和の香りに浸りつつ、一時の喧騒を忘れる時間を過ごしてはいかがでしょうか?

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名曲喫茶『らんぶる』
東京都新宿区新宿3-31-3
03-3352-3361
営業時間 9:30~23:00
定休日 元旦