チベット展 上野公園 神楽坂まんじうカフェ







連休最後の日、皆様、如何お過ごしでしょうか?
小坊主は連休最後は芸術の秋(もう冬?)ということで、ゲージツに浸ろうと上野へ行ってまいりました。
今回は上野の森美術館で開催中の「聖地チベット展」でございます。
前にアートセミナーで予習済みだぜ!と意気揚々と出かけていったのですが、セミナーの内容を忘れているという体たらく・・・鶏の脳みそな自分の頭脳が悲しい!
ちゃんとセミナーの資料を持っていくべきでしたw
展示品のいくつかはセミナーの時のスライドで覚えていたので、なんとな~く分かりましたが。
そう、小坊主は映像で覚えるタイプなのです(文字は嫌いだ!)
だから、小坊主脳にインプットされているのは、あんなこんなエロイ画像・・・しかないなんてことはないですぞ!・・・多分、どこかで見た美しい景色とかゲージツとかもちゃんと入っている・・・はずw
ま、小坊主の脳内のことは置いておいてチベット展ですが、展示品に国家第1級とか書いてあるものも
多く、国宝的なものも来てたんでしょう。
仏像が多かったですね。それ以外にもタンカや人形劇の仮面とかいろいろありました。
場所がらヒマラヤ山脈をはさんでインドと中国に接しているのもあるのか、仏像にはやたらとインド的な雰囲気を感じました。
チベット仏教=インドの後期密教らしいので、インドのヒンズー教の像とかの影響もあるんでしょう。
やたらと手と顔が多い。
本気で千手を持った仏像も展示されていたので、一見の価値があります。
ついでに、性的ヨーガが特徴らしく男尊像(慈悲)と女尊像(空)が結合して、悟りの境地を表現するらしく左下のカーラチャクラ父母仏立像のような男女像一体型が多くありました。
まるで、睨みあっているかのような形相に合体している若干エロスな姿ではあっても、悟りにいたらんとする真剣さが垣間見えるような気がします。
みんな顔が憤怒尊なので、怖いんですよ。あと、髑髏が多く髑髏の冠とかかぶってました。
髑髏というとなんか忌避すべきもののように感じる向きもあるかもしれませんが、チベット仏教では5個セットで人間の悪徳を示すそうで、悪徳や煩悩を制する姿を現しているのでしょう。
なんか直球的な表現が、日本とはまた違う文化圏なんだということを教えてくれます。
工芸好きな小坊主にヒットしたのは、右下の蓮マンダラです。
写真右下の蓋をしている時は、蓮の花になっていて蓋を取るとパカッと中から仏像が現れるのです。
良いギミックもってますw
元の時代から中国との関係が強くなってきたため、宮廷工房で作られた優品が残っているそうです。
確かに宮廷工房で作られたものを見ると、他のものと出来が1段も2段も違います。
材料や技術的なものも優れているのが分かります。
これも地域の文化的な厚みの違いなのかもしれません。
インド的なものや中華的な造形や文化がぶつかって、独自な世界が出来てるチベット展。
マニアックですがちょっと脳みそにパンチが欲しい時に効きます!
ちょっと最近、ダレてるなと思うそこのアナタ、マニ車を回して悟りを開きに行きましょう。
ちょっと枯れた感じの上野公園もお薦めです。
さて、上野公園を散策して枯れた雰囲気を味わった後、散歩の達人を片手に神楽坂へ行きました。
目的はムギマル2、別名、まんじうカフェでございます。



外観はこんな感じで、この若干くたびれた・・・失礼、もとい年季の入った雰囲気が喫茶とはまた違う存在感を醸し出しています。
看板娘がわりのネコもいるようですが、いわゆる猫カフェとは違うので会えるか会えないかは、お猫様のお気持ちしだいとなっているようです。
今回は会えませんでした。
さて、まんじうカフェといわれるとおり、ここでは何種類ものまんじうが味わえます。
饅頭ではありません。まんじうです。良いですね、間違えないように。
というわけで買いました、まんじうを!
ゲットしたのは、よもぎにジンジャーの2種類です。
他にもよもぎ地にチーズとか、粒餡とかいろいろあります。
しかし、ここで一つ問題が・・・まんじうが何故ラップでくるまれているのか!
それは、満席で入れなかったからですw
それもこれも、上野で合体仏像を前に妄想に浸っていた小坊主の煩悩のせいでございます。
不覚!上野からわざわざ移動してきたのに、この体たらく(どこからか、ザマァという声が聞こえる)
まんじうとチャイで一服したかった!
しかし、これも時の運。神楽坂には日本茶喫茶もあるので、また、合わせてリベンジしたいと思います。
家で食べる、まんじうも悪くありません。ジンジャーがお薦めです!