御谷湯のリニューアル工事については、こちらの記事が詳しく書かれていたので、参照ください。
外観は立派なビル型になりました。
浴場も上層階の4-5Fにあるため、1Fで受付をした後、エレベーターで移動します。
他のフロアは、飲食や福祉施設を併用していてビル運営の形で経営を安定化しようとしていることが見て取れます。
方法の良しあしや経営が上手くいくかは分からないところですが、銭湯が今後も残っていくためには、多角化は必要なのでしょう。
都内の銭湯では上層階と賃貸住宅やテナントビル化しているところも多く、土地の運用と考えるとよくあるパターンではないでしょうか。
建物内ですが1Fに受付があり、男性は下駄箱の木札を渡します。
ロッカーのカギを受け取って、4F・5Fの浴場へエレベーターで上がります。
4Fには不感温温泉(約35~36度)があり、5Fには露天風呂があります。
週替わり?で、男女の利用するフロアが変わっているようです。
小坊主が入浴した時は、4Fで不感温温泉に入ることができました。
不感温温泉は・・・温度がほぼ体温と同じで普通の水に浸かっている感じがしました。
なぜか大人気でしたね。
低温(水)、中温、高温、薬湯、打たせ湯、マッサージ湯(バブル)と結構な種類の浴槽があり、ちょっとしたスーパー銭湯といえるぐらい充実しています。
半露天風呂に浸かっている時の町内?の方の話が印象的で、記憶に残りました。
・もうオヤヂさんも年だし、銭湯を閉じてしまうのかと思っていたけど、リニューアルしてくれて良かった。
・こんな立派なモノを作ってくれて、町内の銭湯文化を残してくれたんだから、素晴らしいよ
・でも、100人のお客がきても、460円✖100で46,000円なんだから、なかなかの覚悟じゃできないよ。奉仕の心だね!
100人の客がきても、46,000円・・・言われてみたら、その通りなのですがその金額の事実に衝撃を受けました。
これだけの設備を維持していくのは大変だろうに、本当に世の銭湯はどうやって維持しているのだろう?といろいろと考えてしまいました。
閉鎖してしまう銭湯も多いですが、東京都内にこれだけ多くの銭湯が残っていることは、素晴らしいこと。
また、できるだけ長く銭湯が続いてほしいとも思っています。
経営している方の苦労を考えると、なかなか難しいだろうと想像されるので、頭が下がります。
小坊主も微力ながら銭湯巡りを続け、銭湯文化の維持に協力していこうと思う次第です。
上階は、福祉施設と飲食店(タコ焼き店)が入っています。
風呂上がりの一杯をタコ焼きでも良かったのですが、訪問時はお休みだったため、他の店を探すことにしました。
銭湯の後は、いつもの通り酒を飲まねばなりません。
というわけで、今回は歩いている時に『ほろ酔いセット』が目に入ってきた『そば処 大菊』を訪問。
ほろ酔いセットの中身は、『ビール、枝豆、唐揚げ、蕎麦』(写真の卵は、別途、注文です)はこちらです。
店内は、普通の蕎麦屋ですね。
ツマミや蕎麦の味も、普通です(笑
とりたてて、美味い!というものでもなく、本当に軽く飲むのにまぁ良いか・・・という程度ではありました。
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『御谷湯(みこくゆ)』
墨田区石原3-30-8
03-3623-1695
営業時間 15時30~26時
休み/月曜
『そば処 大菊』
墨田区太平3-19-2
03-3622-1353
営業時間
昼/11時~15時
夜/17時~21時
休み/日曜
参考図書