池にはコイが泳ぎ、風呂から金魚も鑑賞できる『三筋湯』銭湯@蔵前、台東区

銭湯:三筋湯
住所:台東区三筋2-13-2
最寄駅:都営浅草線 蔵前駅 徒歩10分ほど
営業時間/15:00~23:00
定休日:月曜


 ちょっと上野からの帰りに、蔵前駅の近く『三筋湯』へ行きました。
 あまり期待せず行ってみたのですが、いろいろとビックリ!した銭湯になりました。
 外観は、立派な宮造りで古風なスタイルがカッコいい。

 受付は、番台式で脱衣場と一緒です。
 脱衣場は、休憩スペースはほとんどありませんが、天井も高く余裕のある造りになっています。
 脱衣場から庭を見ることができますが、庭に池がありなかなか立派なコイが泳いでいます

 浴場は広さと高さはじゅぶんで開放感があり、床と壁も白いタイルで明るい雰囲気があります。
 この浴場でビックリ!したのは、窓のガラスが水槽がわりになって池を泳ぐ大量の金魚を見ながら、風呂にはいれることです。
 風呂へのお湯も、石のオブジェ?から滝のように流し込んでいて、コダワリを感じます。
 正直、かなりメタボな金魚が大量に泳いでいる姿は、涼やかさは感じませんが(笑

 風呂の湯温は41℃ほどで、ヌルメです。
 シャンプーは、備付のものがあります。
 壁絵は奥多摩を描いたもので、去年に新しく描かれたもののようで、平成28年4月4日の日付がありました。

 常連さんがけっこう付いているようで、顔見知りも多いらしく雑談や挨拶しながら、いろいろな人が入浴しています。
 なかには、客のいない寂しい銭湯もありますので、お客のついている銭湯があると、ホッとしてしまいます。

 駅から少し離れていて、分かりにくい場所にあると思いますが、ここ最近は蔵前も、『ダンデライオンチョコファクトリー』や行列のできている文具店『カキモリ』、コーヒー店や雑貨店などいろいろ増えています。
 散策がてら、銭湯でサッパリしてみても良いと思いますよ! 








オットー・ネーベル展@Bunkamuraザ・ミュージアム、展覧会

オットー・ネーベル展 シャガール、カンディンスキー、クレーの時代


会場:Bunkamuraザ・ミュージアム
会期:2017年10月7日(土)~12月17日(日)
チケット:1,500円



展覧会チラシ



ベルギー奇想の系譜@Bunkamuraザ・ミュージアム、展覧会

ベルギー奇想の系譜 ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで


会場:Bunkamuraザ・ミュージアム
会期:2017年7月15日(土)~9月24日(日)
チケット:1,500円



展覧会チラシ



深く広く、いろいろ衝撃!『世界盆栽大会2017』へいってみた

気になっていた『第8回 世界盆栽大会2017inさいたま』へ行ってみました。

 世界盆栽大会は、1989年、第1回をさいたま市で始まり、4年ごとに世界各地で開催されてきたものです。
 日本での開催は、28年ぶりというロングイベントです。

 小坊主は、個人的に小品盆栽で始めた「モミジ」を大きく育てようとしているのですが、さすが世界大会で展示される盆栽は迫力があります。
 会場入口に展示されていた作品は、銘「飛龍」という樹齢がたぶん千年というものらしく、時間の感覚がよく分からなくなる立派なものでした。
 盆栽というと『松』というイメージがあって、確かに『松』の作品はたくさんありました。
 ただ、『松』だとだんだん飽きてきてしまうところもあり、小坊主は中型や小品盆栽に魅力を感じました。
 小品盆栽は、大きさで存在感を出せない分、『曲げ』や『色合い』、『容姿』で品とオーラを表現しなければならないので、いろいろと個性ある作品が多くあります。
 なかなか奥深い盆栽の世界、小坊主の興味がどこまで続くか分かりませんが、もう少し楽しんでみたいと思っています。

<盆栽の世界を垣間みてください>















坂本龍馬展@江戸東京博物館、展覧会

坂本龍馬 没後150年 この龍馬、ノンフィクション


会場:江戸東京博物館
会期:2017年4月29日(土・祝)~6月18日(日)
チケット:1,350円



展覧会チラシ



日本、家の列島展@パナソニック汐留ミュージアム、展覧会

日本、家の列島 フランス人建築家が驚くニッポンの住宅デザイン


会場:パナソニック汐留ミュージアム
会期:2017年4月8日(土)~6月25日(日)
チケット:800円



展覧会チラシ



展覧会レビュー、まさに奇想というに相応しい独自世界のある雪村展@東京藝術大学美術館、展覧会

示:雪村 奇想の誕生
鑑賞日:2017年4月
場 所:東京藝術大学美術館


・ほぼ水墨画のみの展示で色はないが、初期の仏画から山水図・人物画に花鳥図と、どれも画風豊かでバラエティに富んでいて飽きがこない
・何点かの瀟湘八景図が展示されているが、描きこみの少ないサラッとした筆致であっさり目な印象のものが多い。中でも正木美術館所蔵の瀟湘八景図巻が、シンプルながら線の表現が力強くもあり印象に残る
・狩野派や明治からの近代日本画で雪村の見直しが進んでいたことを知らず、影響のつながりを理解できてタメになった
・人物の描き方は、山水図でかなり縮小して隅に配置したり、人物をメインに描くときはど真ん中で溢れんばかりの存在感を与えるメリハリがある
・解説でも雪村の画風には、のびやかさ・自由さがあると書かれていたが、型にはまらない心象を描いた作品が多く、独自の世界がある
・人物を描くときも、上へ上へと登っていく構図がいろいろな作品に一貫していて面白い

○今回の一品(お気に入り) 騎驢図
*瀟湘八景図巻がポスターカードもなく画像もないため、2番手で気に入った騎驢図を今回の一品とする

○チラシ