概要
展 示:ジョゼフ・コーネル展鑑賞日:2019年5月
場 所:DIC川村記念美術館
評価
混み具合 辛い/1・2・③・4・5/快適作品の数 少ない/1・2・3・④・5/多い
面 白 さ 退屈/1・2・3・④・5/面白い
構成
1 初期コラージュ2 箱制作のかたわらで
3 箱作品を中心に 30年代~50年代
4 後期コラージュ
5 日記・手紙
6 モンタージュ 映画
感想
一度、行ってみたいと思っていたが遠いため躊躇していたDIC川村記念美術館JR佐倉駅からバスで少々、周りがどんどん畑と田圃になっていきちょっとした旅気分
公園の中にある美術館で、開放感のある環境。公園の利用者もたくさんいた
DIC川村記念美術館は、DIC株式会社が千葉県佐倉市の総合研究所に隣接して造られた美術館で、一部屋すべてがマーク・ロスコー『シーグラム壁画』で囲まれたロスコールームが見どころ
常設展は少しモネなどもあるが、現代アートが多め。アプリで作品の解説を自由に聞けるのは良いサービス
ロスコールームは、暗めの証明な中、4面すべてに深い赤に満たされた大きい壁画が展示されている
小さめな空間もあいまって、なかなかに濃密な空気に満たされた展示室になっている
直島の地中美術館は建築による空間も見どころだったが、地中美術館は広さと開放感があった。
対してこのロスコールーム、狭くて重い・・が、長めに時間を過ごしても飽きない不思議な空間になっている
企画展はジョゼフ・コーネルの展示。
小坊主は、ジョゼフ・コーネルをここで初めて知りました。
近代のアメリカで活動した作家で、コラージュから作品を作っていった人
写真や絵のコラージュ、箱シリーズもいろいろなモノを組み合わせる一種のコラージュなのだと思う
小坊主は、このコラージュという技法にある種のヒラメキを感じた
自分の陶芸活動に少しパターンの限界を感じていたが、コラージュ、組み合わせという発想に面白みを感じた
過去と現代の組み合わせ、ただのパクリとも言えない世界
そんな世界を垣間見ることができた展覧会だった
今回の一品(お気に入り)
《踊るタマラ・トゥマノヴァのコラージュ》1940-70年