習作 カップ





前回から時間がかかったけど、カップが出来上がりました。
自作のカップでコーヒーを飲むことにしてから、数ヶ月w
時間かかりすぎですかね?
でも、今回はちゃんと取っ手もつけたので、熱くて持てないなんてことはない!完璧だ!
使った釉薬は・・・何だったか忘れた・・・瑠璃?ではないな・・アレ?
ま、いいや。
今度、聞いておきます。
さて、今回のポイントは「釉薬の流れ」です

1.中央の写真
中央の写真のように、釉薬が流れるタイプなので淵の方は、必ず緑がかったああいう色になります。
で、何がポイントかというと写真じゃ分かりにくいかもしれないけど、左から右に向かう感じで線が入ったようになってます。
これは、手びねりで上部分を締めながら作ったのが影響したようです。
自分が作るときの癖で、土を締めるときに手ロクロを左回しにしながら締めていくんですよね。
その締めた跡が出てるんですが、ここまでしっかり出るとは思ってなかったです。
素焼きの時には、目で見ても分からなかったし、手で触ってみると確かに少し線に沿ってふくらみがあるような感じがするけど、凸凹!っていうほどの段差が出てるわけじゃないです。
ヘラを使って出来るだけ、外面を綺麗にしたつもりだったので、こうハッキリと模様がが出てきたのにはビックリ。
ロクロだと、出ない模様です。
ロクロだと土を積んで均すって作業がないし、土を締めるってこともしないようなので、外面は手びねりと比べてはるかに綺麗に整うようです。
ロクロで作ったものに、同じ釉薬をかけたものを見ると釉薬が真下にザー!って流れて、キレイに流れ落ちてるのが分かる。
これが流れない釉薬だと、こんな模様は出来なかったはず。
結果として意図しない模様が出来たんだけど、結果的には面白い形になって良かった。
流れる釉薬ってのは、奥が深いなぁ。

2.右端の写真
釉薬が流れすぎた結果、下の高台の部分まで流れてしまいついでに下にくっ付いてしまった。
くっついた量が少なかったので剥がせたようだけど、ちょっと不恰好になってしまった。
ちょっと釉薬の量が多かったのかもしれません。
まだ、釉薬の量とかコントロールできんので困ったもんです・・・
3.右端の写真
これも釉薬がよく流れるため出来てしまったんじゃないかと・・・
手びねりで作ったので、外面にちょっとした凸凹が出来るのは仕方ない。
でも、流れない釉薬だとこういう薬の色の掛からない所は出来にくいのに、これも流れる釉薬のせいかちょっとした凸凹や埃などの影響も受けやすいようです。
こういう釉薬は、やっぱりロクロの方が良いのかも・・・でも、ロクロってやったことないんだなぁ
陶芸を始める人は、普通、ロクロがやってみたくて始める人が多いようですね。
しかし、小坊主は一度もロクロを触ったことがなく手びねり専門・・・
手びねりをある程度やったほうが、ロクロを始めても土の厚みを手の感触で分かりやすいから良いらしいけど、いずれはロクロで今は修行!なんて思いが小坊主にあるはずもなくw
いまいちロクロに興味が持てずに、手びねりかタタラを専らとするところです。
経験者の方、ロクロは楽しいですか?

4.中央の写真
せっかくなので、コーヒーを入れてみた。
色合い的にどうですか?
小坊主としては、コーヒーみたいな濃い色の液体を入れるには良い感じだと思ってます。
落ち着いた色合いで、良いなと。
ちなみに、コーヒーは本八幡で見つけたコーヒー屋で買ってみた、ブラジル産の豆でございます。
豆を挽いてもらってからしばらくしてもガスで袋が膨らんだりしなかったので、鮮度はそこまで良くなかったみたい。
若干、酸味があるけどそのうち慣れると思うんで、なくなるまでガバガバこのカップでコーヒーを飲みたいと思います。

ちなみに、陶器を使い始めるときは米のとぎ汁でコーティングしろとか言うけど、しないとどうなるか確かめたことないんで、今回はそんなことをせず直に使い始めてみましたw
実際に何か変化が起これば、報告します。
その前にコーヒーを入れてから、たまにカップから「パキッ!」って音がする・・・
コーヒーがなくなっても音がするときがある・・・これはなぜ?
そのうち、空気が漏れてるのかカップに亀裂が入っているのか・・・ちょっと怖いけど。
割れることでもあれば、報告しますw

展覧会の一覧

これから行ってみたい展覧会の一覧
全部はいけないと思うけど、気の向いたものを回ってみる予定。
アートライティングの講座でも受けてみようか、思案中
そうすれば、展覧会の記録がもっとマシになるかもw

オルセー美術館展2010「ポスト印象派」@国立新美術館
2010年5月26日-8月16日
http://orsay.exhn.jp/

ナポリ・宮廷と美―カポディモンテ美術館展 ルネサンスからバロックまで@国立西洋美術館
2010年6月26日-9月26日
http://www.tbs.co.jp/capo2010/

アントワープ王立美術館コレクション展─ アンソールからマグリットへ ベルギー近代美術の殿堂
@東京オペラシティアートギャラリー
2010年7月28日-10月3日
http://www.operacity.jp/ag/exh/index_sch.php

能の雅 狂言の妙 @サントリー美術館
2010年6月12日-7月25日
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/10vol02/index.html

いのりのかたち 八十一尊曼荼羅と仏教美術の名品 @根津美術館
2010年7月10日-8月8日
http://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/next.html

世界報道写真展 @東京都写真美術館
2010年6月12日-8月8日
http://syabi.com/contents/exhibition/index-82.html

茶碗





新しく茶碗が出来ました。
下地の色はまあまあ。
ただ、ふちの白いところがもっとたっぷり白くなる予定が・・・
少し釉薬が少なかったよう。
ふちが白く染まれば、雪化粧的なキレイな感じにならんかなと
思ってたのに。
ただ、白マットにすると貫入が出すぎてひび割れた感じに
なってしまうのが、難しい。
今日はカップを釉がけして、新しい土で皿を2枚作成。
皿は色付けをどうするか、考え中。

習作





たたらで作った新作2点です。
左は色が濃く出過ぎました。
なので、下の部分に金色が溜まってしまいました。
右はたらしを出したかったのですが、全部でたらすと重いかと思ったので半分をそのままにしたら、ちょっと中途半端になってしまいました。

本八幡 蛍明舎






本八幡「蛍明舎」へ行きました。
http://r.tabelog.com/chiba/A1202/A120202/12000307/
店内は写真のようにランプの明りが、落ち着いきと暖かみのある雰囲気を出してました。
ランプの明りしかないので、 少し暗めですがその暗さが気分を和ませてくれます。
本とか読むには暗いんで辛そうですが、ま、陶芸帰りにちょっと立ち寄っていくには、良い感じです。
コーヒーは1杯600円と少し高めですが、駅から近いし良しとしましょう。
正直、喫茶は新小岩よりいろいろありそうな本八幡・・・南側は南側で飲み屋も多いし散策しがいがあります。
次はバーでも探してみますかね。

浅草詣で アンヂェラス 水上バス








浅草詣でに行ってきました。
まずは浅草寺へ。
神社じゃないんで初詣とは言わないような気がするんですが、一応、初詣ということで。
でも、寺で2拝2拍手1拝している人がいたけど、あれはさすがに違うような気がしますw
平日に行ったんで、人は少なかったし待たなかったし、静かに回れたので良いですね。
一回だけ、元旦に行ったんですが酷かったんでもう行きません。
それから比べれば、余裕ある初詣でした。
おみくじを引いたら、中吉。
今年は良いことが沢山ありそうだなぁ!と、おみくじくらいは希望に満ちてますw
初詣の後は当然のように、浅草寺脇にある露店というか飲み屋へ煮込みを食べに行きました。
最初、場所を忘れてて歩き回ったけど、見つかってよかった。
煮込みは安いし、美味いし、言うことないですな!
初詣の定番コースですよw
んで、大人の隠れ家を片手に喫茶へ。
今回の出撃店は、浅草の老舗らしい「アンヂェラス」でございます。
http://喫茶アンヂェラス.jp/
さすが、老舗。
雰囲気は古風ながらも、必要以上に古臭くなくアンティークな感じを演出しています。
天井が波打つようにうねっていて、とても面白みある風景を描いています。
コーヒーは、可もなく不可もなく。
でも、ケーキ屋もかねているようで種類が豊富でした。
今回はエクレアをゲット。
懐かしい!最近はコンビニでしか買ってないエクレア。
これまた、クリームが昔に食べたことのあるような味で、こちらも古風な風情を味わえます。
若干、席が狭いのが気になるところです。
3階まで客席があるけど、休日は結構こむようですね。
さて、コーヒーで一息ついたところで初めて水上バスに乗りました。
東京に住んで、水上バスに乗ったのは初めてw
屋形船でどんちゃんしてみたい!という野望があったので、屋形船は興味あったんですが水上バスには魅力を感じなかったので、放置してました。
結果は・・・良いですね、水上バス。
今回は浅草から、浜離宮までの経路にしてみたのですが、ガイドのオネイサンに解説してもらいながら、いくつもの橋の下をくぐりちょっとした観光気分。
ゆったりしてて、楽しいですよ。
船に乗ってると、東京って運河の街なんだなというのが良く分かります。
機会あれば、次はお台場まで乗ってみても良いですね。
浜離宮の公園は、平日だったせいか人もいなくて若干さみしかったですが、散歩を楽しめました。
清澄庭園とは違って、平面的な庭でゆったりした感じが好みです。
ん~、なかなか良いコースでした。

陶芸 新作 3つ





 陶芸の新作が出来上がりました。
 今回は時間がかかった分、3つ完成しました。
 少しずつ良くなっている気がします。
 まぁまぁですw
 写真1つ目は、ぐい飲みのつもりで作ったのですが、大きくなってしまい小鉢になってしまいました。
 もっと薄く作れれば良かったんですが、削り込みが足らなかったようです。
 釉薬は『萩』をかけています・・・写真じゃ分かりにくいと思いますが。
 かなり落ち着いた色合いになり、本来、側面に削りで溝を掘ってあるんですが釉薬が入り込んでしまって、埋まってしまいました(笑
 アクセントになれば良いなと思ったんですが、なかなか難しいですね。

 次は、普通に皿です。
 こちらは結構、軽くすることが出来ました。
 色は締まった感じにしたかったので、釉薬は『黒(艶あり)』にしました。
 前の茶碗が艶消しの錆のような色合いだったので、光沢のある黒で染めたかったので実験してみました。
 本当は黒に赤とか鮮やかさを入れたかったんですが、赤土を素材にしていると赤を出すのは難しいとのことで、マットの黒釉を筆で飛ばし、模様を入れてみました。
 水玉?が、それなりのアクセントに出来たと思います。もうちょっと色の組合せを工夫したいですね。

 最後が、タタラで作った皿です。
 分かりにくいですが、これも側面に手彫りで掘り込みを入れています。
 つい掘り込みを入れたりして、何かしたくなってしまうんですよね・・・
 色としては白地に青で、キレイに色が出たのもあって教室では評価してもらえました。
 個人的には青の部分を花やモザイクとか、精密な感じに出来れば良かったんですがそこまでの画力がないところが、まだまだです。
 絵付けは、難しい。
 別の種類の土を使えば、絵の具を使って色付けをしていけるようなので、赤とか鮮やかな色合いも出せるので、今の土を使ったら新しい土を試してみようと思います。
 渋め路線で行くのか、華を目指すのかまだまだ方向性が決まってませんが、いくつか試していく中でやっていこうと思います。

ギャラリー 銀座scott

銀座scottへ荻窪のカフェのマスターが出張するらしいので、行ってきました。


http://ameblo.jp/vindens/
銀座scott
http://www.ginza-kosin.com/scotto/top.html
小さなギャラリーで、カフェ的なこともやるらしいです。
マスターはたまに銀座のギャラリーで出張しているようですが、出張しているところへ行ってみたのは、今回が初めてです。
正直、展示の内容は調べずに茶だけしに行くつもりだったので、実際にギャラリーへ行ってみると、写真のような展示でしたw
ん~、メルヘン・・・
絵自体は色鉛筆で描かれてて、絵本のような雰囲気があって良いんですが、若干、メルヘン過ぎて小坊主は浮きまくりでした・・
ついでに、客は女性しかいないという始末。
そんな雰囲気には勝てず、茶は諦めましたw(この根性なし!という声が聞こえる)
ちゃんと、内容を調べてから行くべきですな。
絵は良いんですけどね。

想像してみて下さい・・・頭薄いスーツ男がメルヘンな絵画に囲まれて、茶をすする姿を。
ムリっす、自分にはムリっす!

恵比寿 写真展



マイミク様が個展をされるということで、行ってまいりました。

http://mimimimim.exblog.jp/13245866/
ご夫婦になったばかりの方の二人展ってことで、hanaを表題とする個展でした。
何が花かというと、一人は花をメインに撮影してる方で、もう一人はパリの華を撮影したというコンセプトなようです。
本当かどうか分かってないんですがw
自分は写真には詳しくないし、撮影も出来ない人間ですが今回の個展は写真美術館やメーカーのフォトギャラリーと違って、素朴(失礼w)ながらもとても暖かみのあるもので、心に染みる写真が多くありまいした。
花の写真は、和紙に印刷してるものもあり素材と被写体のマッチングは、効果的に働いていたと思います。
ただ、キレイなだけだと場合によっては辛らつというか安心感がありませんから、そういう意味では柔らかさと花の自然さが良い具合に合わさっていたと思います。
対してパリの写真は、良い意味で堅さが表現されていたと思います。
町並や教会の写真などは、凝縮された緊張感と静謐さを感じられました。
堅さのある写真には、静謐さが必要だと思います。

しかし、写真の上手い人は羨ましいですな。
絵のように直接描いているわけでもないのに、撮影者の癖というか視点というか好みが反映されて個性が出てくるのが、写真の面白いところです。
技術的なものもあるんでしょうが、ただ技術に偏ると型にはまったものというか良く見るタイプのキレイなだけのものになってしまうので、そういう意味ではそれぞれの個性が出てて撮影者のキャラクターにも想像が膨らむ写真展でした。
なので、飲んだ勢いに任せて何かくれよーって言ってみたら、2枚ほど展示品をもらえました。
いやー、言ってみるもんですねw
さっそく部屋に飾りましょう。