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東劇 シアターオペラ『椿姫』を鑑賞

東劇でメトロポリタンオペラのライブビューイングが鑑賞できます。
12/16~12/22までは、ヴェルディの『椿姫』です。

2022年11月にメトロポリタンで上演された公演のムービーです。
映画館での鑑賞ながら幕間の休憩をはさみ、約3時間の長丁場になります。

幕間に出演者やマエストロへのインタビューが入っていますが、インタビュアーもヴィオレッタを演じた役者の方なので、質問も音域コントロールのテクニカルな話もあり、プロの視点を垣間見ることができました。

生オペラはなかなか敷居が高いですが、シアターだと舞台の真ん前で見ている近さで鑑賞できます。役者の表情の変化、喉の変化も感じられるのはシアターならではですね
生オーケストラが・・というのにこだわりなければ、十分、楽しめるかと思います。
年明けはシアター歌舞伎で二人藤娘、6月ごろに同じシアターオペラで魔笛を鑑賞するつもりです。
メトロポリタンオペラ




展覧会レビュー、肖像画が多いが人物たちの生きた歴史と重ねると感慨ふかい「ハプスブルク展」@国立西洋美術館


<概要>
展 示:ハプスブルク展
鑑賞日:2019年12月
<評価>
混み具合  辛い/1・②・3・4・5/快適
作品の数 少ない/1・2・3・④・5/多い
さ   退屈/1・2・3・④・5/面白い
<構成>
1 ハプスブルク家のコレクションの始まり
2 ルドルフ2世とプラハの宮廷
3 コレクションの黄金時代:17世紀における偉大な収集
4 18世紀におけるハプスブルク家と帝室ギャラリー
5 フランツ・ヨーゼフ1世の長き治世とオーストリア=ハンガリー二重帝国の終焉

<感想>
・工芸品(甲冑や杯、シャーベット入れなど)の展示もあり、小型のもの1つとっても造りの質が高い
・肖像画が多いが、ハプスブルク家の人物をなぞっていくと中世ヨーロッパの歴史と重なりルネッサンスから前近代までの芸術に与えた影響の大きさを再確認できる
パトロンでもあり蒐集家でもあったハプスブルク家、宗教画から風俗画、肖像画まで技術とテーマの変化がつながっていて絵画史をなぞる展覧会
・ほぼ同じ構成で描かれる2枚の「マルガリータ・テレサ」は、見比べると本当に画家による違いがそこかしこに見られ面白い。
ベラスケス、「青いドレスの王女マルガリータ・テレサ」
デル・マーソ、「緑のドレスの王女マルガリータ・テレサ」
何か意図があってそれぞれの画家に同じ構成の絵を描かせたのだろうが、ベラスケスの技術の高さが際立つ結果になる
・「フランス王妃マリー・アントワネットの肖像」は、大判で描かれる人物の存在感も高く、とても見ごたえのある作品
アレだけ大きいと、豪奢ということばがピッタリくる・・肖像画も後年になるほど色合いが鮮やかになり、絵具の発達や描き方が洗練されていくこともあり魅力度が高い
豪奢なドレスを着て描かれる「マリー・アントワネット」が最後に断頭台に送られたことを考えると、歴史が動くときのダイナミックさに感慨深さを感じる
教科書では、一言、フランス革命により処刑されたと記されているが、改めて時代背景とヒトの人生をみていくと違った見方ができるのは楽しい

<今回の一品(お気に入り)> 

「神聖ローマ皇帝レオポルド1世と皇妃マルガリータ・テレサの宮中晩餐会」(ヤン・トマス)
・作品としては際立った魅力があるとは言えない
・ベラスケスに描かれていた「マルガリータ」が皇妃となり、宮中晩餐会を催している情景をみるとあの女の子が政治の世界にどっぷりつかった様子で「生(なま)さ」を感じる
・コンクリートとガラスの建築に見慣れた感覚からすると、石の建築と窓のない空間、ロウソクの明かりだけが光源の空間(ぼやけた明かり)の描かれ方に、やはり「生(なま)さ」を感じる
 個人的にはロウソクの明かりというのが、何故かポイントになった
・宮中晩餐会は娯楽ではなく、貴族の出世をかけたゲーム!
「社交」というゲームの中でヒトが評価される点に、いつの時代も政治的で生々しい人間臭さを今の世と比べてみる(ゲームには乗り切れない、勝てそうにない自身を省みる)

<チラシ>






展覧会レビュー、浮世絵師5人(歌麿、写楽、北斎、広重、国芳)を一気見でお腹いっぱい「大浮世絵展」@江戸東京博物館


<概要>
展 示:大浮世絵展
鑑賞日:2019年11月
 
<評価>
混み具合  辛い/1・②・3・4・5/快適
作品の数 少ない/1・2・3・④・5/多い
さ   退屈/1・2・3・④・5/面白い
 
<構成>
1 喜多川歌麿
2 東洲斎写楽
3 葛飾北斎
4 歌川広重
5 歌川国芳

<感想>
・歌麿、何回みても女性の描き分けが細かすぎて違いが分からない。
「青楼十二時」という子の刻から亥の刻までの12区切りの時間帯で、遊郭でどんな生活が営まれているかを描いたシリーズ作品は、遊郭の日常を垣間見ることができる作っていない人間味のある生活感が魅力
・写楽、活動期間が約2年ととても短い・・画家そのものも謎が多い。
大判で役者のドアップ!、それぞれの役者、演目の役柄に合わせて役者の個性を巧みに描き分けている。役者の個性を強く感じさせる絵柄だが、歌麿の薄い絵柄からいきなり質が変わるので少し戸惑う
人物の目元、口元、輪郭からそれぞれの存在感をキッチリと描く技術の高さを感じる
・北斎・広重、見たことのあるメジャー作品も多い。広重の情緒ある雰囲気は癒される
・国芳、大画面!、密度の高いダイナミックな構成が印象的。
英雄物のテーマが多いせいか、人物が骨太で描かれる鯉やクジラもデカい
娯楽性はとても高いが、何回も見ていると重くなる(前半のいろいろなパターンをみてきて、最後にズシンとくる絵柄がちょっと辛い)
劇画としては、とても良くできている作品たち

<今回の一品(お気に入り)>

「3代目市川八百蔵の田辺文蔵」 
他の役者絵が目力を押し出している中で、悲しみなのか怒りなのか諦めなのか複雑さを感じる目が印象的
解説をよむに、借金のため自分の娘を遊女に売る場面を描いているとのこと。
物語を背景に絵を見直すと、「目」ひとつで多くの表情を見ていくことができる

<チラシ>



展覧会レビュー、フランス近代絵画・印象派の粒ぞろいの作品が勢ぞろい「コートールド美術館展」@東京都美術館

<概要>

展 示:コートールド美術館展
鑑賞日:2010年10月
場 所:東京都美術館
 
<評価>
混み具合  辛い/1・2・3・④・5/快適
作品の数 少ない/1・2・3・④・5/多い
さ   退屈/1・2・3・4・⑤/面白い
 
<構成>
1 画家の言葉から読み解く
2 時代背景から読み解く
3 素材・技法から読み解く

<感想>
・サミュエル・コートールド(1876~1947)の私的コレクション。フランス近代絵画のコレクションで、印象派の作品(セザンヌ、モネ、ルノアールなど)が多数。
印象派の大物たちの作品が一堂に見られるので、そこそこの混雑を予想していたが余裕もって鑑賞できた。
同時期に開催していた「ゴッホ展」(上野の森美術館)に人が流れていたのかも?
ゴッホの作品は、ほんの数点しかなかった
・印象派の有名どころの作品が多いこともあって、良作が多い
セザンヌやモネは風景、ルノワールやマネは人物とそれぞれの画家がテーマに選ぶ対象が分かれていて、絵のタッチやモチーフの選び方を比べていくと、同じ印象はといっても目指す方向が違っていて面白い
同時期に生きていた人たちなので、それぞれが影響しあいいろいろな技法や表現方法の実験もしていたのだろうと想像できる
・時代として社会が近代化していく過程にあったこともあり、大衆化が進んでいることや生活様式が多様化していく影響を感じる
古典的な肖像画とは違う、生身の人物たち、生活感にあふれた街角、都市や自然の景色など、多様な魅力がちりばめられた作品が揃っている
・人物の描かれた作品としてどれも違った魅力があり、一品を選ぶのが難しかった
ルノワール「桟敷席」
マネ「フォリー=ベルジェールのバー」 
ドガ「踊り始めようとする踊り子」

<今回の一品(お気に入り)>

「フォリー=ベルジェールのバー」 
人物の表情や存在感(娼婦でもあるヒトとしての背景)、背景に描かれる場(ミュージックホール)、描き方(鏡像)など見方も解釈もいろいろな要素が入っていて、時間をかけて見直したくなる
大衆化された社会の魅力(雑多さやエネルギー)もあり、その時代らしい絵と感じる

<チラシ>





展覧会レビュー、実は初めてまともに鑑賞したバスキア「バスキア展」@森アーツセンターギャラリー

<概要>

展 示:バスキア展
鑑賞日:2019年9月
場 所:森アーツセンターギャラリー
 
<評価>
混み具合  辛い/1・2・3・④・5/快適
作品の数 少ない/1・②・3・4・5/多い
面 白 さ   退屈/1・2・3・④・5/面白い

<感想>
・チケット代2100円とちょっと高いが、音声ガイド(無料)付のためだろう。音声ガイドを利用したが、作品の制作された時代背景やバスキア本人の状況への解説がメインで、作品そのものへの解説は少なかった。
作品じたいは解説するというか、もう感じてください!という世界なので、説明しようがないのだろう
・上手い下手という作品ではない、本人の感性によるテーマがあると思うが、様々なモチーフのパーツとしての組み合わせから何を”感じるか”が見所と感じた
「感覚」芸術というか、抽象的だがカンディンスキーのような計算されたバランス性もあるようなないような・・作品のテーマそのものには深みは感じなかった
・アート界のスターになったと解説されていたが、バスキアの作品を価値あるモノとして発見し公開した”人”がいるはずで、その人の意思や思惑がなんだったのか?を考えると面白い。
時代がズレていれば、作品が評価されたかどうか分からない・・バスキア自身は27歳の若さで没しているので、ゴッホのように死後に評価されたパターンもあったかもしれない
どこで、誰に見いだされ芸術家となるか・・運なのか時代なのか、人の運命を考えるにはバスキアは興味深い存在だと言える

<今回の一品(お気に入り)>
「中心人物の帰還」
原色ダイレクトというか色彩の豊かな作品たちの中で、白黒のみで構成されたところが印象に残った。
シンプルな分、「線」に力を感じる
 
<チラシ>





展覧会レビュー、高精細複製画を初めて鑑賞できた「フリーア美術館の北斎展」@すみだ北斎美術館


概要

展 示:フリーア美術館の北斎展
鑑賞日:2019年8月
場 所:すみだ北斎美術館

評価

混み具合  辛い/1・②・3・4・5/快適
作品の数 少ない/1・②・3・4・5/多い
面 白 さ   退屈/1・2・③・4・5/面白い

構成

1章 「玉川六景図」の研究
2章 古典と伝説
3章 美人画
4章 動物と植物
5章 自然と風景

感想

メインは、京都文化協会(NPO)とキャノンの進める「綴(つづり)プロジェクト」による「高精細複製画」の展示
文化財の保護と展示の取り組みとしては、興味深いプロジェクト
展示することは作品の劣化につながるが、文化事業としては何かしらの形で展示の機会を作っていかなければならない
実物にこだわる点もあるが、複製画で作品を鑑賞できることも価値あるものと思う
色や素材が劣化したり、破損した作品、途中で弟子や本人が手を加え修正された作品を複製画で再現し、展示方法を工夫すれば展覧会の幅の広がる技術と言える
「贋作」と「複製画」だけで構成された展覧会とか面白いのだが、楽しいのは自分だけかも・・

今回の「高精細複製画」は北斎の作品の中でも「肉筆画」が対象で、浮世絵とは違う色合いの繊細さ、筆運びが表現されていて見ごたえがある

北斎は構成のパターンや表現が多彩で、何回みても新しい発見や作品との出会いがある
90歳まで描き続けた北斎の画業の深さには、計り知れないものがある

今回の一品(お気に入り)



葛飾北斎「富士田園景図」 高精細複製画

それぞれ縦150*横350と大きな作品
色合いの繊細さや筆使いの緻密さも感じられ、高精細複製画の再現力をじっくり鑑賞することが出来る

チラシ


展覧会レビュー、研磨をコンテストする分野のあることに驚く「現代刀職展」@刀剣博物館


概要

展 示:現代刀職展ー今に伝わるいにしえの技ー
鑑賞日:2019年8月
場 所:刀剣博物館

評価

混み具合  辛い/1・2・3・4・⑤/快適
作品の数 少ない/①・2・3・4・5/多い
面 白 さ   退屈/1・②・3・4・5/面白い

構成

作刀の部
太刀・刀・脇差・薙刀・槍の部
短刀・剣の部
研磨の部
鎬造の部
平造の部
刀身彫の部
白鞘の部
刀装の部
彫金の部
柄前の部
白銀の部

感想

旧両国公開堂がリニューアルされてから、初めての訪問
旧両国公開堂は外観しか見ていないが、ずいぶんとキレイな造りに生まれ変わった
展示スペースは、3Fの1フロアのみで展示スペースは広くない
今回の展覧会の展示数もそこまで多くはなかった、常設展というものはない様子

正直、刀の良し悪しは全く分からない・・見てわかるのは、刀の波紋がいろいろと違うということぐらい
違いのあることは分かるが、波紋の何を判断すればイイのか?
作刀の部は分かる、刀装の部・彫金の部も分かる・・が、研磨の部は存在そのものが衝撃的!
研磨をどうやって評価するのか?、専門の分野がある以上、その良し悪しを判断する人もいて何か基準や見方があるのだろう
玄人の世界の深さ?、焦点の当て方に自分の世界の狭さを知る
加えて、評価システムの中に「無鑑定」というラインがあり、技術・人格の面で認められた刀工はコンテストで鑑査なしに出展できるらしい
「無鑑定」という職人世界のシステムに不思議さを覚える
技術だけではなく「人格」という評価ポイントがあるのは、日本独自なのだろうか?

個人的には太刀より小太刀の方に、全体的なバランスの良さと「造り」に美しさを感じた

チラシ



展覧会レビュー、ちょっと早いオリンピック気分を味わいに「江戸のスポーツと東京オリンピック展」@江戸東京博物館


概要

展 示:江戸のスポーツと東京オリンピック展
鑑賞日:2019年8月
場 所:江戸東京博物館

評価

混み具合  辛い/1・2・3・4・⑤/快適
作品の数 少ない/1・2・③・4・5/多い
面 白 さ   退屈/1・2・③・4・5/面白い

構成

第1章 江戸の「スポーツ」事情
第2章 近代スポーツと東京
第3章 オリンピックへの道
第4章 1964年東京オリンピック・パラリンピック
第5章 2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて

感想

江戸時代に英国クリケットのような馬上から「球」をスティックで取り合う競技のあったことに驚く
馬と球があると、共通に考え付いてしまうのだろうか?

「通し矢」が行われていたことは知っていたが24時間制だと初めて知り、そんなブラック競技だったのかと印象が変わった

「蹴鞠」は平安時代で終わったものだと思っていたが、江戸時代も続いていたとは思わなかった。
前から「蹴鞠」の鞠はまともに蹴れるモノ?なのかと疑問に思っていたが、革製で中が空っぽ「150~200g」しかないモノと分かって納得

時代が進むにつれて武士等の一部のものだったスポーツが庶民にも浸透し、運動会でアイデア飛んだ競技をいろいろ試した歴史が面白い
いまならすぐ批判されそうな競技も、まじめに実行した様子が想像できる
オリンピックの歴史に入り、「近代五種」がかなり初期から存在していたことが意外で、今もあまり注目度が低いのがもったいない気がする

今回の一品(お気に入り)





東京五輪ポスター(1964)
スタートライン以外のポスターも鑑賞できた
どれも加工を抑えたシンプルな魅力・「生」感があり、アナログな心に響く
東京2020はもう来年の開催だが、五輪マークに揉めた印象はあっても、いまいち存在感がないのは何故だろう?

チラシ




展覧会レビュー、所どころに差し込まれる横山光輝「三国志」も魅力「三国志展」@東京国立博物館


概要

展 示:三国志展
鑑賞日:2019年8月
場 所:東京国立博物館

評価

混み具合  辛い/1・2・3・④・5/快適
作品の数 少ない/1・2・3・④・5/多い
面 白 さ   退屈/1・2・3・4・⑤/面白い

構成

プロローグ 伝説のなかの三国志
第一章 曹操・劉備・孫権―英傑たちのルーツ
第二章 漢王朝の光と影
第三章 魏・蜀・呉―三国の鼎立
第四章 三国歴訪
第五章 曹操高陵と三国大墓
エピローグ 三国の終焉―天下は誰の手に

感想

写真を撮れる作品が多く、来場者はそこまで多くなかったが写真待ちで混雑している展示もそこそこあり
中国人団体客が来館していたが、常設展などを見て面白いのだろうか?と素朴な疑問を抱く

NHK人形劇「三国志」(1982~1984)の人形が展示されていて懐かしさと、人形の大きさ・精巧さが実物をみて初めて分かる
*人形作家は「川本喜八郎」
自分はこの人形劇「三国志」を普通にTVで見ていたが、他の鑑賞している人が「あの伝説の」と会話していたのが印象に残る
制作にいろいろと手間がかかるものと思うが、CGが多用されるいま、このアナログな技術に新鮮味を覚える
また、人形劇をみてみたい

当時の武器、日用品、建築物の模型などの展示があり、生活感などのイメージを創りやすい
解説に当時は寒冷期で人口はかなり少なかったとの記述があり、大陸の戦争は常に万人単位の大戦争というイメージがあったため、固定観念ができてしまっていたと気付く
建築技術・陶磁器などの技術も高く、文化的にも技術的にも先進地域だったことがよく分かる
展示でつながりを再確認するまで意識していなかったが、「魏志倭人伝」の魏が三国志の魏とつながり驚く
それぞれの言葉を知っていても、歴史上のつながりのある出来事と見ていなかった

中国は広いというが大陸へ渡航した経験がないため、いまいち中国の広さが分かっていない・・「魏呉蜀」の三国も地図上で三国があるとしか見れていなかった。
三国歴訪で三国の特徴がしめされ、魏=漢王朝の地域にあり文化度がたかい・蜀=実り豊かな地域で食が充実・呉=沿海部を支配し海を伝った他国との貿易も盛んと、地域ごとに文化も宗教も制度も違うことが分かる
蜀エリアで「金のなる木」の展示があり、自然が豊かで植物と富を結びつける独自さ、当時、すでに金銭と富への願望があったことに経済力を発展を感じる

今回の一品(お気に入り)


明時代の製作
関羽と名前を聞いて思い浮かぶ関羽にとても近い木像
神格化が進んだ関羽像と思われるが、表情や髭、全体的な造形に品がありイイ

チラシ