展覧会レビュー、保存状態が素晴らしい『二条城行幸図屏風』に新鮮な驚きを感じた『屏風にあそぶ春のしつらえ』展@泉屋博古館

展 示:屏風にあそぶ春のしつらえー茶道具とおもてなしのうつわ 
鑑賞日:2017年2月
場 所:泉屋博古館
 

・ブロガー内覧会に当選したため泉屋博古館を初訪問。小さな美術館だけど、展示品の質は良いモノが多かった。
・香炉や茶器などの小物も多かったが、屏風の『二条城行幸図屏風』が迫力ある大きさで、色も鮮やかな大作だった。
作者は不明らしいが、保存状態が素晴らしく行列を眺める人物たちの衣装の細やかさや色合いもシッカリしており、細部を見ていくと時間があっという間に過ぎていく。
・香田勝太の作品『春秋草花図のうち春』を初めて見ることができたが、日本画を油彩で描いており、説明されるまで油彩ということが分からなかった。
・菊池容斎の桜図も、正面に立派な桜が描かれているが軽やかな雰囲気のある魅力ある絵だった。

○今回の一品(お気に入り)
『二条城行幸図屏風』
*画像については、美術館より特別に撮影の許可を得たものです

○チラシ