ゆかいな若冲・めでたい大観 HAPPYな日本美術@山種美術館、展覧会

ゆかいな若冲・めでたい大観

会場:山種美術館
会期:2016年1月3日(日)~3月6日(日)



展覧会チラシ




日本の美 奥の細道 切手原画展@郵政博物館

日本の美 奥の細道 切手原画展

会場:郵政博物館
会期:29016年1月23日(土)~3月27日(日) 




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新宿 風景展 江戸から昭和まで 浮世絵・水彩画に見る@中村屋サロン美術館

新宿 風景展 江戸から昭和まで 浮世絵・水彩画に見る
会場:中村屋サロン美術館
会期:2016年1月16日(土)~3月13日(日) 


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日本一のパンケーキ?『珈琲 ワンモア』にて至福のホットケーキを食す@平井

 マツコ・デラックスさんに「日本一のパンケーキ」と紹介された平井駅の『喫茶 ワンモア』へ。
 以前(土曜日の15時ごろ)に来たときは行列ができていて、材料がなくなったのでここでホットケーキは打ち切りと言われているのを見ました。



 外観はもうレトロ喫茶としか、言いようのない歴史ある佇まいです。
 店内もレトロな純喫茶で、カフェな香りは全くしません(笑
 そんなお店がTVに紹介されたことで、若者が行列するお店になってしまうのですから、いまだTVの影響力は侮れませんね。
 どんな経緯で、このお店のホットケーキが関係者の耳に入ることになったのか・・・番組を見ていない小坊主は分かっていないのですが、少しでもレトロ喫茶に日が当たるようになってくれれば、嬉しいことです。
 嬉しいけど、行列ができて訪問しても食べられないなんてところまでは行ってほしくないのですが。
 消費者の勝手なワガママ、というものですね・・・


 さて、念願のホットケーキ様とご対面
 見た目は、もう王道を行くホットケーキです。
 変に分厚く形作ることもなく、外面からは特別というまでの特徴は感じられません。
 ナイフを入れていくと、適度な柔らかさがあり、パサついた感じもありません。
 生地はあまり甘さはないのですが、バターの塩味が効いていて、シロップも絡めて食せば、甘さの少ない生地がグッと味わい深いものになります。
 ん~、確かに美味い!
 日本一かどうかは分からないけれど、美味い
 生地がスゴイのか、バターが良いのか分からないけれど、とてもバランスの優れたホットケーキです。
 シンプル・イズ・ベスト、を極めたものではないでしょうか。

 有休を使って行ってみて、良かった(笑
 平日だったので、並ぶことも混雑することもなく、ゆったりとホットケーキを味わうことができました。
 店内も外観通りレトロなのですが、窓からの光が広く店内に入ってくるので、純喫茶にありがちな暗さもなく、明るい店内という印象があります。
 イスも使い古されたためか、適度に柔らかく混雑していなければ、とても居心地のよいお店になるでしょう。
 とりあえず、行くなら平日がオススメです。


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『喫茶 ワンモア』
東京都江戸川区平井5-22-11
03-3617-0160
営業時間 9:30〜15:00
定休日 日曜日



国立新美術館からの『ウエスト青山ガーデン』にてフワッフワのホットケーキに浸る@青山一丁目、乃木坂

 国立新美術館での美術鑑賞後に、前から一度は訪問したいと心に秘めていた『ウエスト青山ガーデン』へ。


 国立新美術館の乃木坂駅方面の出入口から乃木坂駅5番出口を通り、青山霊園方面へ。
 青山一丁目方面へ歩いて5分程度で、目的地にたどり着きました。
 以前にも前まで来たことあるのですが、行列ができていて入店をあきらめたお店です。

 今日も少し待っている方がいますが、行列というほどでもないので今回は頑張って並びました・・・ホットケーキのために!
 しかし、周辺には青山霊園くらいしかないのに、ここまでよくお客様がやってきますね。
 ホットケーキのために、ここまでやって来ている小坊主がいうことではありませんが(笑
 店内は下手なホテルの喫茶室より、豪華。
 椅子がフカフカで、素晴らしい!


では、目的のホットケーキ様とのご対面です。
 いや~、上品(笑
 ホットケーキのくせに(失礼)・・・形といい色合いといい美しさを感じます。
 特に小坊主は、黄金色に焼きあがったこの色合いに惚れました。
 バターも一枚に一つずつ付けてくれていて、さすがの一言。


 さっそく、実食です。
 まず、特筆すべきはその柔らかさ。
 フォークやナイフが『す~』と抵抗感なく、入っていきます。
 よくある外はカリッと中はシットリというものではなく、中も外もフワッフワです。
 このフワフワにバターとシロップが絡まると、よく染みて甘みとバターの塩味が、より深くなります。
 はやく食べないとバターやシロップが染み込みすぎて、パサついてきてしまいます。
 柔らかすぎるのも、食べる側にどれだけのスピードで食べるべきか?、と難しい判断を求められます。
 
 いや~、しかし、美味しかった!
 頻繁に行けるお店ではないので、次にいつ行けるか分かりませんが、少し時間をおいて何度か再訪したくなるお店です。


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『ウエスト青山ガーデン』
東京都港区南青山1-22-10
03-3403-1818
営業時間 11:00~20:00
定休日 無休



東京の鉄道史-鉄道が築いた都市、東京-@東京都立中央図書館

東京の鉄道史-鉄道が築いた都市、東京-

会場:東京都立中央図書館 4階展示室
会期: 2016年1月30日(土)~3月21日(月・祝)


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森下~門前仲町、新年の深川七福神めぐり@散策② 完走 江戸名所百景(広重)と切絵図とともに

 毎年の恒例?七福神めぐりということで、今年は深川七福神めぐり(森下~門前仲町)へ行きました。


 七福神のルートマップは、こちらです(深川七福神の公式サイトより)


 ルート順は、こちらです。
森下駅(都営大江戸線・新宿線)
    ↓
深川神明宮 【寿老神】
    ↓
芭蕉記念館、史跡展望庭園
    ↓
A:旧新大橋碑【江戸名所百景(大はしあたけの夕立)】
    ↓
B:萬年橋【江戸名所百景(深川万年橋)】
    ↓
深川稲荷神社 【布袋尊】
    ↓
清住庭園
    ↓
霊厳寺【松平定信の墓(国史跡)】
    ↓
龍光院 【毘沙門天】
    ↓
圓珠院 【大黒天】
    ↓
冬木弁天堂 【弁財天】
    ↓
心行寺 【福禄寿】
    ↓
C:三十三間堂跡【江戸名所百景(深川三十三間堂)】
    ↓
富岡八幡宮 【恵比須神】、横綱力士碑
    ↓
D:永代寺【江戸名所百景(深川八まん山ひらき)】
    ↓
深川不動尊

 江戸時代の絵地図でも見てみましょう。
国立国会図書館より転載




 深川七福神では、15日まで御開帳があるようです。見ていると町内会で運営されているような七福神もあったようなので、期間限定なのかもしれません。
 御朱印と色紙をやっている人は何人かいましたが、福笹は見ませんでした。
 七福神めぐりのコースには、このオレンジの幟が立てられているので、自分がコースから外れていないか分かりやすくなっています。
 正月3ヶ日を外していったので、大きな混雑はなかったのですが、森下駅では七福神めぐりをするグループがいくつもできていて、人気あるのがよく分かりました。
 3ヶ日の頃は、もっと混雑していると思います。
 まず、深川神明宮の『寿老神』へ。
 参拝はそれほど並んでいないので、サクッとこなせました。御朱印は、ちょっと混雑しています。


 深川神明宮から、西の隅田川方面へ『芭蕉記念館』へ向かいます。
記念館の外観
記念館の庭園
 記念館に入館するには、200円かかります。入ってみても良かったのですが、時間が少ないので、今回はパス。無料で入れる庭園のみ散策しました。
 小さな回遊式の庭園になっていて、奥には芭蕉の像と詩の投函箱があります。投函箱には、結構な投書があり、ここまで来て投函する人のいることに驚きます。
史跡展望庭園の芭蕉像
 芭蕉記念館から萬年橋方面へ向かう途中に、『史跡展望庭園』があり、なかなか眺めの良いところです。
正木稲荷神社
芭蕉稲荷神社
 『史跡展望庭園』の近隣には、『正木稲荷神社』と『芭蕉稲荷神社』があります。
 『正木稲荷神社』はおできの神様とかかれてましたが、たぶんお祈りすればおできを直すご利益があるんでしょう。
 おできの神様とはじめて見たので、『ほほぅ』と周辺をウロウロしてしまいました。
深川稲荷神社
 『萬年橋』を経由して、深川稲荷神社の『布袋尊』へ。こちらは、参拝に行列ができていて混んでいました。
 ここからは、『清澄庭園』は歩いてすぐです。
 今回は清澄庭園をパスして、霊厳寺へ向かいます。



松平定信 墓
 絵地図で見ると、清澄白河周辺はこの『霊厳寺』と『浄心寺』の敷地が際立って広いです。
 境内には『松平定信の墓』をはじめ、大名の墓も多くあるようです。
 江戸六地蔵にも入っているようで、大きな銅製の地蔵がありました。
 今も境内は広く、開放感ある寺院です。
龍光院
 『霊厳寺』を後にして、龍光院の『毘沙門天』へ。
 説明書きにありますが、もともとは近隣の霊光院に由来ある寺院のようです。
 絵地図にも霊光院がありますが、移転したり名前が変わったり、いろいろと経緯を調べると面白いかもしれません。
円珠院
 円珠院の『大黒天』は、すぐ近くです。
 近隣には、コーヒーで有名な『ブルーボトルコーヒー』『Arise』があります。
 ブルーボトルコーヒーは、今も入店待ちの行列ができていますね。
 Ariseでコーヒーを飲みましたが、ワインテイストの珈琲豆があったり、飲み比べると違いがよく分かります。小さいお店ですが、楽しめると思います。
冬木弁天堂

銭洗いの井戸?
 冬木弁天堂の『弁財天』へ向かいます。
 由来が分からないのですが、こちらには銭洗いの井戸がありました。洗っている人は、あまりいなかったですが。
 下見で来たときは水が出ていなかったので、銭を洗えるのも限られた期間なのかもしれません。
心行寺
 真行寺の『福禄寿』へ。
 福禄寿の大きな石像があります。近くには『えんま堂』もあり、絵地図では寺院通りみたいになっていますね。
富岡八幡宮の横綱力士碑
 三十三間堂跡を経由して、富岡八幡宮へ。
 富岡八幡宮の裏地に、『横綱力士碑』があります。
 碑の裏面をぐるっと回ることができるのですが、石碑の裏面には、横綱など力士の名前が刻まれています。
 なかなか見ごたえのある碑なので、お勧めです。
富岡八幡宮 恵比須神
 富岡八幡宮の境内にある『恵比須神』へ参拝し、七福神めぐりは完結です。
 各七福神で色紙に印をもらうと、こんな形で色紙が完成します。
 一年の幸運を祈り、室内に奉っておくと明るい気分になれそうです。

深川不動尊
 深川不動尊の近くの『永代寺』へ参拝した後、深川不動尊へ。
 内部でちょうど護摩行をやっていたので、拝見。
 この深川不動尊の中は、いつ入ってもすごい造りをしていますね。
 ホログラフ仏像?なんてものもあり、ハイテク寺院という印象があります。

 あちこちと寄り道をしたので、10時から16時ごろまでかかってしまいました。
 七福神めぐりのみを一気に回るのであれば、2~3時間で巡ることができるでしょう。
 日本橋七福神ほど混雑もしていなかったので、3ヶ日をはずせば、のんびりと散策がてら七福神めぐりを楽しむことができると思います。
 終了地点を富岡八幡宮にしておけば、終わった後に一杯するにも困りません。

 清澄庭園の周辺では、寺院をはじめ『深川江戸資料館』も、江戸の町を再現した展示があり、なかなかよくできた資料館です。
 東京都現代美術館にも歩いて行けますし、コースとしては観光ポイントも十分ある魅力的なコースです。




<参考図書>
広重の大江戸名所百景散歩


もち歩き 江戸東京散歩(切絵図・現代図で歩く)