何かいろいろと混ざってしまったオリエンタル?な花器@陶芸

 陶芸の新作ができました。
 今回は、赤津貫入土ではなく半磁器土を使い、デザインもオリエンタル?なものにしてみました。


 花器の全体の形は、少し歪んでしまったのが残念です。
 左右の膨らみのバランスが、オカシイですね・・・
 デザインは、イスラム的な抽象的なものを目指したかったのですが、途中からいろいろ変わってしまいました。
 デザインのネタ帳は、こちらの『世界装飾図』です。
 オリエンタルから中華なデザインなど、インスパイアを受けるネタが沢山あります。
 

 ただ、描かれている装飾をそのまま実現する技術が小坊主にないため、今回はかなりデフォルメされたものになっています(笑
 色は黄色・青は、まあまあキレイに出てくれました。
 上下の写真では黒っぽく見えるところは、緑を使っているのですが、思ったより渋めに発色しました。
 中央に大きく黒も配置されているので、全体的に締まった雰囲気はあります。
 初めて見た人には、派手だと言われるのですが、個人的には派手という印象はありません。
 どうも、他の人たちと色合いの感覚が少し違っているのかもしれません(笑
 次は、オファーをもらっている魚用の皿を作ります。自宅用の日用使いのモノですので、あまりデザインなどは頑張らずに、シンプルに釉掛けしたものになる予定です。
 皿が完成したら、また、壺や花器など高さのある作品に挑戦していきます。