ダイソー 100円ワインを試してみる

ダイソーよ・・・
本当に大人気なんだろうな?


それっぽく見せているだけなんじゃないよな?
試してみるぞ!!
赤ワイン・・・カベルネソーヴィニヨンを。
うむ、薄い(笑
100円だからか?100円だからなのか?
300円なら、違うのか??





2015年2月9日(月)のツイート@異色の国産ボードゲーム「枯山水」が話題

ヤバい、グッとくる(笑) 
しかし、ボートゲームで8,100円は高い。
ただ、ネタとしては面白すぎる!


異色の国産ボードゲーム「枯山水」が話題 その渋すぎる世界観 http://withnews.jp/article/f0150208000qq000000000000000W00b0701qq000011479A



働くがん患者の治療と就労を支援策を検討へ 厚労省

働くがん患者の治療と就労を支援策を検討へ 厚労省
http://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2014/003419.php


妻様がガン(子宮頸ガン)と診断されまして・・・・人事ではなくなってしまいました。

人生、当事者にならないと分からないことも、色々ありますね。


ヴァチカン美術館4K3D 天国への入口@シネスイッチ銀座

至高の芸術を先端映像で体験!
「ヴァチカン美術館4K3D 天国への入口」予告編 
http://eiga.com/news/20150131/5/

シネスイッチ銀座
2月28日(土)から、上映予定


ヴァチカン美術館には、一度、行ったことがあるけど、映像でも良いからもう一度、見てみたい・・・

2015.1月 読書録 漂白される社会、ほか

1月に読了した本の記録です。

千寿(千住)七福神めぐり(記録)@江戸名所百景(広重)と切絵図とともに

Art倶楽部(美術館巡り)のイベントで、千寿(千住)七福神めぐりへ行きました。


 ここ毎年、都内の七福神めぐりをしていますが、今回は北千住を目的地としてみました。
千寿七福神めぐりは、比較的新しい七福神めぐりコースのようです。
 足立区観光協会サイト等によると、千住の町おこしを願って近隣の神社・寺院に七福神の石像を安置して始められたようです。
 2008年頃にすべての神社等に石像が安置されたようですから、江戸時代から続く~とか特別な由来があるようではないですが、七福神めぐりは七福神めぐりということで、気にせず回りましょう。

七福神めぐりコースの概要 徒歩/約3時間ほど
千住氷川神社(大黒天)足立区千住3-22
大川町氷川神社(布袋尊)足立区千住大川町12-3
元宿神社(寿老人)足立区千住元町33-4
千住神社(恵比寿)足立区千住宮元町24-1
八幡神社(毘沙門天)足立区千住宮元町3-8
河原町稲荷神社(福禄寿)足立区千住河原町10-13
仲町氷川神社(弁財天)足立区千住48-2




ルートマップ
 今回の散策では、風はそれなりに冷たく寒さは厳しかったですが天気は良く、コンパクトにまとまったコースのため、気楽に七福神を巡ることができました。
 また、町おこしイベントが出発点なためか、各七福神ポイントには町会の方が休憩所や飲み物などを用意されていて、他の七福神めぐりとはサービスが違っていました!
 千住氷川神社では、ラーメンや甘酒、日本酒などが格安(1杯200円~)で提供されていて、他のポイントでも無料で暖かいお茶をいただくことができて、辛い寒さも和らげてもらいました。
 七福神めぐりのコースをまわる歩行者も少なく、混雑することなく各ポイントを巡ることができました。
 他の七福神めぐりでは、特に正月は季節がらすごい人出になり、日本橋七福神巡りの時など、本殿へお参りするのに30分以上、並ばないといけないポイントもあったことから比べると、スイスイ回ることができたので、ストレスフリーな散策でした。

 千住の町を歩いたのは、実は今回が初めてでもっと猥雑なイメージを抱いていたのですが、駅前はそれなりに整っており、町中も落ち着いた住宅街でした。
 あちらこちらに下町の風情があり、特に銭湯が駅10分の範囲内に5~6軒はあるという銭湯の密集エリアでもありました。
 また、その銭湯が都内でたまにある上層階がマンションなどになっているビル建ての無機質な建物から一線を画する昔ながらの破風屋根を維持している建物が多く、立派な外観をしていました。
大黒湯
銭湯/大黒湯 東京都足立区千住寿町32−6

 中には『タカラ湯』のように日本庭園のある銭湯もあるようで、今回は正月3ヶ日で銭湯が休みだったため、入浴できなかったのですが、別の機会に北千住近隣の銭湯を巡ってみたいと思っています。

七福神めぐり色紙(完成版)


千住本氷川神社(大黒天)

千住本氷川神社(大黒天)

大川町氷川神社(布袋尊)

大川町氷川神社(布袋尊)

元宿神社(寿老人)

元宿神社(寿老人)

千住神社(恵比寿天)

千住神社(恵比寿天)回転します

八幡神社(毘沙門天)

八幡神社(毘沙門天)

河原町稲荷神社(福禄寿)

河原町稲荷神社(福禄寿) 

仲町氷川神社(弁財天)

仲町氷川神社(弁財天)

各ポイントを巡った感想としては、神社・寺院としては規模の小さめなところが多かったと思います。
昔ながらの地域密着型の神社等で、土地に根付いた一体感を感じました。
建物の維持するためには仕方ないところあるのかもしれませんが、都内の神社等でたまにコンクリート造の建物をみると、ガッカリしてしまいます。
その点、北千住あたりの神社等は適度なボロさがあり、落ち着きました(笑
氷川神社が多く建立されていて、町会にそれぞれ建立したような感があります。
関東近辺は氷川神社の数が多く、信仰が厚かったことが感じられますね。

新年らしい散策で、すがすがしい気持ちで1日を過ごすことができました。
今年は、七福神めぐり以外にも散策を大目にやっていきたいと思っています。
次は建築巡りか、海側の散策コースでも行ってみたいですね。




<参考図書>
広重の大江戸名所百景散歩


もち歩き 江戸東京散歩(切絵図・現代図で歩く)

展覧会レビュー、1月 定例鑑賞会 東山魁夷と日本の四季@山種美術館、Art倶楽部(美術館巡り)

山種美術館は以前に川合玉堂展に来ていらいの訪問で、約1年ぶりとなります。



東山魁夷は名前は知っていて、他の日本画の展覧会等で作品も見ているのですが、どのような経歴の人かも分かっていなかったため、今回の展覧会のため、少し勉強してみました。
以下、東山魁夷の経歴概略です。

〇略年表
1908年 横浜に生まれる
1926年 東京美術学校(現東京芸術大学)日本画科に入学
1931年 東京美術学校を卒業。卒業制作として『焼獄初冬』を描
      く。研究科に進み、結城素明に師事。雅号を『魁夷』とす
            る。
1933年 研究科を修了。国際航路の貨物船に乗り込み、渡欧。ベ
            ルリン着。ベルリン大学内の外国人語学部でドイツ語を
      学ぶ
1934年 3~7月にかけて、ヨーロッパ巡遊。第1回日独交換留学
      生に選ばれ、ベルリン大学哲学部美術史科に入学
1935年 父危篤の知らせにより、帰国。
1943年 4~5月にかけて、中国を旅する
1960年 東宮御所の壁画『日月四季図』が完成
1964年 第7回新日展に『冬華』出展
1968年 東宮御所の新宮殿壁画『朝明けの潮』が完成
1975年 唐招提寺障壁画『山雲』『濤声』完成
1980年 唐招提寺障壁画『黄山暁雲』『桂林月宵』『揚州薫風』完
      成
1995年 長野県木曾郡山口村(岐阜県中津川市)に『東山魁夷・
      心の旅路館』完成
1999年 老衰のため死去
2005年 香川県立東山魁夷せとうち美術館が開館

こう経歴を見てみると、画家としては恵まれた環境にあったように思います。
2回も欧州へ留学し、ドイツ・イタリア等を巡り、ルネッサンスや西洋美術に慣れ親しむことができています。
本人にとっては、留学中の帰国を余儀なくされるなど不本意なところもあったかもしれませんが、当時、数年かけて留学できたこと自体が、恵まれていたと思います。

また、『青の巨匠』と呼ばれていることを初めて知りました。
唐招提寺や東宮御所での壁画を制作していたのですね。
東宮御所等の作品を見ると、『青の巨匠』と呼ばれるのも分かります。
明治以前の日本画の絵具と昭和年代の絵具との違いもあると思いますが、青色の多層的な表現は素晴らしいと感じました。
今回の展覧会では、こちらの『満ち来る潮』が皇居の壁画に近いモノらしく、立派なモノでした。
シッカリした安定感のある画面構成に、明るさがありながらも軽薄にならない青色の表現。
波濤と表現する銀色は、プラチナだそうです。

満ち来る潮

東山魁夷の画風を画集などで見ていくと、基本、風景画を続けていますが、初期・中期・後年といろいろと変化が見られます。
初期は師匠たちの影響もあるのでしょうが、基本に忠実な日本画という印象があります。
そこから、海外留学を経て西洋画的な風景表現も取り込みつつ、後年の独自の表現に変化していったことが感じられます。
やはり先に少しでも学習しておくと、鑑賞内容に違う視点が加わり、面白くなりますね。

今回の展覧会では、先の『満ち来る潮』以外では、こちらの『年暮る』と『白い朝』が印象に残りました。

年暮る
白い朝

どちらも雪の白が印象的で、『年暮る』は夜景に降る雪が画面に静けさを与え、対として家々の明かりが暖かさと内に向かう内省的な雰囲気を描いているように感じました。
『白い朝』は画面のほとんどが白で埋められているのですが、湿った雪の感じが画面唯一と言える黒をあらわすトンビ?を引き立たせ、目を引きます。
また、トンビが背を向けているのが鑑賞者に向かってくる感じがなく、より画面に引き込む流れを作っていたように思います。
東山魁夷の作品には人間が全くでてこないので、その点については何か画家としての特徴があるのかもしれませんが、鳥でもいいので生あるものが画面にあると、それだけで存在感に違いが出てくるところが面白いところです。

スーラ、シニャックといった印象派画家の作品をメインに見ていくことになります。

スーラ等の点描画は小坊主の好きなモノで、ずっと見ていると飽きてくるのですが、色彩の豊かさが好きで、今回の展覧会も楽しみにしています。