2014年10月4日

定例鑑賞会 ポリフィーロの夢展@原美術館 展覧会レビュー

 Art倶楽部(美術館巡り) 定例鑑賞会での「ポリフィーロの夢展@原美術館」についてのログです。原美術館は、こちら。


 この展覧会は、「二コラ・ビュフ」という作家の美術館での初個展です。
 作家の二コラさんですが・・・自分は全く知りませんでした。
 最近、評価の高まっているフランス人の作家の方だそうです。
 生まれは1978年ということで、自分とほぼ同年代なのですが、Google先生に二コラさんの写真をお願いしましたが、まったく同年代に見えない。
 自分がアレなだけだと思いますが、やはり外国人だと印象がぜんぜん違ってしまうのは何故なのか?
 外国人であるかにかかわらず、当人の能力と魅力の問題であろう!という天の声は自分には聞こえません(笑

 中ごろの写真に、鎧姿の人形のモノがありますが、何か日本ポイと思っていました。
 二コラさんのプロフィールをよむと、「宇宙刑事ギャバン」に影響を受け、2007年から日本を拠点に活動しているとか・・・ギャバンか~。
 小坊主は田舎者のため、実はギャバンをまともに見られなかったのです。
 でも、そこはかとなく漂う日本ポサを感じるには十分だったのですが、日本ポサだけでなくデザイン的にはとても繊細な部分があり、変にアニメ等に毒されていない表現が素晴らしいと感じました。

 展示の流れもストーリー仕立てになっていて、そこらへんのよく分からない現代アートと比べれば、とても分かりやすく楽しめる内容でした。
 ストーリーは、端的にポリフィーロ君の夢の中でヒーローとなり、お姫様を見つけに行くという流れになっていますが、最後の写真のセリフがすべてを物語っています。
 本当に展示会場である原美術館の庭に展示品を設置したり、壁に直接に描かれていたりと、とても自由な展示で新鮮さにあふれていました。

 壁に描かれている絵などは、展示期間が終わると上から塗装してしまい残らないそうです。
 二コラさんは、これまでも同じスタイルで創作しているとのことなので、ほとんど作品が残っておらず、今後は残る作品についても考えていく必要がでているとか。
 全てを描き切った後は、何も残さない!・・・・ん~、諸行無常(笑
 ちょうど、学芸員の解説タイムにあたり、いろいろ説明を聞きながら、作品が残らないという話を聞き、レア度がとても高まりました。

 現代アートに属する作品なのでしょうが、展示方法も楽しめる工夫に満ちていて、満足度の高い展覧会でした。













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