塔ノ岳登山

塔ノ岳へ登山に行きました。
塔ノ岳は大倉からのルート(鍋割山からのルートもあり)、ヤビツ峠からのルートがあります。


今回は塔ノ岳の人気ルートで、展望が素晴らしいというヤビツ峠からのルートを選びました。
前日の天気予報だと曇りになっていたので、少し天気が心配だったけど予定通り決行!
にもかかわらず、携帯のアラームがならず電車に乗り遅れるという痛恨のミス。
ついでに到着後も登山口を間違えるという、ミスをしでかしました。
いやいや、事前の予習はちゃんとしないとダメですね・・・要反省です。
 そんなこんなで、何とか登山を始めたところ霧雨のような雨が降ってきました。
歩き始めたバッカリやんか!と悪態をつきつつ、レインウェアを装備。
途中、雨脚の強くなったりしたため、ザックカバーを使ったりとなかなかトレーニングにおあつらえ向きの厳しい登山になりました。
塔ノ岳
行者岳ちょい手前

おかげで、左の写真のようにガスで周囲はまったく何も見えない状態です。
いや~、あそこまで何も見えなくなるものなんですね。
展望の素晴らしいことで有名な塔ノ岳なのに、展望を楽しむことは全く出来ませんでした。
歩いている数メートル先も、白くて見えないんで、まだ分岐の少ないルートで初秋で良かった。
これが、冬山だったりしたら、ちょっと泣きそうになるw
ま、一部、ガスの切れ間があって展望を垣間見ることが出来たんですが、本当はあれか尾根のところどころで大パノラマで見られたのかと思うと、今回の天気は残念でならない。
紅葉の時期に、ぜひ、もう一度、再挑戦したい!
クサリ場
小鹿

この塔ノ岳のヤビツ峠からのルートは人気コースだけあって、いろいろバリエーションに富んだ面白いコースです。
登山口からの林道のような静かな道が続いたと思えば、写真のようなクサリ場があって、なかなかのスリルが味わえます。
登りも階段に岩場もあって、キツイ傾斜もあるし、正直、初級ルートか?とガイドブックを疑うキツさでしたよ。
ヤビツ峠のバス停は発着数も少ないので、帰りを便利にしようと思えば大倉へ下山しないとならないのですが、そうすると一種の縦走になって15~17kmは歩くことになります。
初級というとハイキングコースのようなイメージを抱く人もいるかもしれませんが、立派な登山でした。
経験ない人は一回で、山が嫌になってしまうんじゃないかと思うくらいです。
前段階で陣馬山~高尾山を縦走しておいて良かった!と素直に思いました。
ペース早めで登ったせいもあるかもしれないけど、頂上付近ではちょっとバテ気味になってしまった。
山頂 ボス鹿
ラーメン

頂上にはそんなこの辺りのボス鹿らしい鹿が、ジーっと立ってました。
途中、小鹿と母鹿にも会ったし塔ノ岳は鹿が多いんでしょうね。
野生の鹿を間近に見ることが出来て、疲れも吹っ飛ぶくらいです。
が、本当に自分の疲れを飛ばしてくれたのは、写真のカップヌードル!
2リッター持参した水も頂上に行くまでに飲み干してしまったので、塩分もかなり失ってしまっていました。
そんな塩分補給にピッタリのカップラーメン。
普段はスープを飲むことは少ないのに、今回はほとんど飲み干してしまった。
このラーメンがないと、今回は乗り切れなかっただろうな~。
頂上もガスがかかってて、何も見えなかったけど、本当は360度のパノラマの広がる景色が見られるんだろうなといいう状態でした。
下山は同行者にストックを借りて、初ストックを経験!
下山のときは確かに膝への負担が、軽減しました。
次の八ヶ岳までに、ゲットしておきたいな。
下山後は鶴巻温泉に行きたいとも思ってたけど、風呂の用意が不十分だったので、今回は諦めて普通に帰宅。
しかし、次の日の太ももの筋肉痛が半端ないです。
軽く歩くだけで、ズキズキくるんで相当に筋繊維にダメージがあったようです。
回復すればそれだけ、筋肉が付いてくれるんでしょうが、八ヶ岳には3週間も間が空くので、元に戻ってしまいそうw
八ヶ岳は山小屋に1泊の予定なので、次の日の足がこうだと辛いなぁと嘆いてしまいます。
とりあえず、水泳にジムで筋力と体力が落ちないよう注意しましょう。